北陸 台風14号から変わる低気圧の影響 18日は暴風・大雨に要警戒!

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北陸には18日頃に台風14号から変わる低気圧が発達して近づくでしょう。その影響は18日を中心に暴風や大雨に要警戒となりそうです。対策はあす16日のうちにできる限り完了させましょう。

台風14号は次第に弱まるが 18日頃 新たに危険な低気圧として北陸に近づく!

台風14号は17日には対馬海峡付近で温帯低気圧に変わる見込みです。その後は、本州付近に南下する偏西風の強風帯(上空の強い西風の領域)に捕捉されて速度を上げ、西日本の日本海沿岸付近を北東に進み、18日には北陸地方に進んでくる見込みです。
ここでの注目点は、温帯低気圧に変わる時に台風よりも中心気圧が下がり更に発達、強風域が広がるということです。今日15日18時現在の中心気圧は992ヘクトパスカスルですが、17日15時には温帯低気圧に変わり988ヘクトパスカルと中心気圧は下がり、発達する予想となっています。両者は構造が異り名前が変わっても油断は禁物。温帯低気圧に変わると進路予報は発表されませんが、新たに「危険な低気圧」が北陸地方に近づくので注意・警戒をして下さい。

北陸地方への影響

台風14号から変わる低気圧は、西日本の日本海沿岸付近を進み、18日には北陸付近を東進する見込みです。
18日は1時間に30ミリ以上の激しい雨が断続的に降るでしょう。警報級の大雨となる可能性もあります。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。風は福井方面では17日は南寄りの風が次第に強まる予想ですが、低気圧が沿岸部から陸地を進む予想となっている為、18日は北陸地方全般には北寄りの風となるでしょう。暴風にも警戒が必要です。波は次第に高まり、うねりを伴った高波、北側に開けた港湾部を中心に高潮にも注意が必要です。

実りの秋 果実の落果やハウスの損壊などを防止する対策はお早めに!

台風14号から変わる低気圧は、台風よりも中心気圧が下がり更に発達、強風域を広げながら北陸地方に近づく見込みです。
実りの秋を目前に、暴風により、果実の落果や損傷、樹木の倒伏や枝折れ、ハウスの損壊などの被害が発生する可能性もあります。対策は最新の気象情報をもとになるべくあす16日の明るいうちに行うようにしましょう。

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