「雨の日に本気を出す浅草寺」その幻想的な姿に「リフレクションが完璧」「地下に別世界が…」など絶賛の嵐

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「雨の日に本気を出す浅草寺」という紹介文とともにTwitterに投稿された写真が話題になっています。雨によって出来た路上の水たまりに浅草寺の姿が反射した、異世界とも思えるような幻想的な光景。

投稿した7さん(@_szuna)は、東京をはじめ全国さまざまな場所の写真を撮影されており、2021年9月現在、Twitterのフォロワーは5万人以上、Instagramのフォロワーは1万人以上という人気のフォトグラファーです。

当ニュースサイトでも、以前に話題になった「アニメにしか見えない夏の風景」「地球滅亡のような風景」の写真について、取り上げました。

そんな7さんが今回撮影した、雨の浅草寺の写真。

公開されたのは8月30日ですが、確かに今年の8月は雨の日が多かった印象があります。せっかくの夏休みなのに、と憂鬱な気分になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、そのような天候の事情もうまく利用して、このような素晴らしい作品を仕上げるというところに、7さんのカメラに対する情熱や卓越した技量を感じざるを得ません。

ツイートのリプ欄でも、

「リフレクションが完璧ですね」
「すごい、地面の下に別世界があるみたい」
「雨の日に参拝だと残念な気はしますが、この写真の水鏡に映し出された鳥居の美しさよ。何かこれはこれで良い気がしてきました」

など、絶賛の声が相次いでいます。

7さんにおうかがいしました。

――写真はいつ撮影したものですか?

7さん:撮影日は8月14日になります。

――今回の撮影でこだわったところはどのようなところですか?

7さん:今回は、普段の望遠とは真逆に、広角レンズを使用し迫力が増すようにしました。また、水溜まりのリフレクションを利用することで全面に綺麗な絵が埋まるように撮影しました。

――雨など天候の変化は撮影や作品にどのような影響が?

7さん:濡れたコンクリートが街並みの灯りを反射して特別な写真が撮れたり、今回のように水溜まりの効果があったりするので、晴れの日じゃ撮れない写真が撮れます。

――今後の課題や次に挑戦したい写真はありますか?

7さん:明確には決まっていませんが、雨が降ったら撮りに行こうと思っている場所はいくつかあるので、それを撮影できればいいなと思います。

現実の風景を写す写真は、天候などにどうしても影響されてしまいます。しかし、その偶然の中に、いい作品を作るチャンスを生かすというのも、技術のひとつですね。

■7さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/_szuna

■7さんのInstagramはこちら→https://www.instagram.com/szuna_/

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