Twiterで一時話題騒然となった4コママンガ『100日後に死ぬワニ』。グッズ化、映画化と活躍の場を広げ、昨年6月には子ども向け絵本『絵本版100にちごにしぬワニ』も発売されました。今、SNS上ではこの絵本のサブタイトルに話題が集まっています。
それは、『1にちめから30にちめまでの13にちかん』。
このサブタイトルに対してSNSユーザー達からは…
「100日なのか30日目までなのか13日なのかこれもうわかんねぇな」
「31にちめのミスじゃないか？」
「編集のプロが作ってるはずなのに必要な言葉が足りない感。」
など、混乱する声が多数。
確かに、1日目から30日目は合わせると30日間のはず。そして、「100にちごにしぬ」と掲げられていながら30日目までとは一体…？
出版元のサニーサイドブックス・あいはらひろゆきさんに尋ねてみました。
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青島ほなみ（以下「青島」）：「1にちめから30にちめまでの13にちかん」とはどういう意味なのでしょうか？
あいはら：100日間の話が入っていると誤解されないように、正確を期したまでです。
31日目から70日目まで、71日目から100日目までの続刊も5月に発売されています。
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絵本は「1にちめから30にちめ」「31にちめから70にちめ」「71にちめから100にちめ」と3巻に分かれており、1巻はその中から更に、30日のうちの13日間分をピックアップして絵本にしているということでした。意味を知れば納得ですが、頭を使わないとなかなか理解できないかもしれませんね。
続いて、この絵本について「日本語って難しいね」と投稿し、話題のきっかけを作った剛田（@MOYUU_1）さんに話を聞きました。
青島（以下「青島」）：このサブタイトルに混乱する人が多いようですが、剛田さんならどんなタイトルを付けますか？
剛田：子供向けを意識しているせいか、かな文字ばかりで読みにくいので、僕ならば「1日目から30日目まで」みたいなサブタイトルにします。
青島：かな文字は子ども絵本ならではで仕方がないかもしれませんが、だからこそサブタイトルもシンプルな方が分かりやすそうですね。
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サブタイトルはひと癖ある（？）この絵本ですが、ワニくんの日常の一コマを文章と共に書き下ろされた素敵な内容になっています。気になった方は、是非手に取ってみてくださいね。
協力：サニーサイドブックス
くまのがっこうの絵本作家、あいはらひろゆきさんが立ち上げたサニーサイドブックスでは、今回紹介した作品以外にも数多くの心温まる絵本が出版されています。
