「可愛いねこちゃんが現れる事を期待して開けた私のウキウキを返して欲しい……」と、猫耳フタに変更されたカップヌードルのフタを開けた写真をツイッターに投稿した、あさひな。さん(@asahina_waki2)。そこに写っていたのは、ねこちゃん…ではなく、スン顔の謎の動物!
フタ裏のねこちゃんを期待してウキウキでフタを開けたあさひな。さんの落胆に、「猫…ですらない(笑)」「酷いwww」と、爆笑と同情のリプライが殺到しました。
「チベットスナギツネやん」
「自分もチベスナでした」
「やる気無さすぎw」
「これレアキャラなんですね!」
「これが俗に言う、こっち見んな」
「逆に買ってみたくなったw」
「やるな、日清」
まさかのスン顔の正体は「チベットスナギツネ」。
「カップヌードルのフタ止めシールがなくなり、"猫耳"仕様になったことはニュースなどで知っていたので、コンビニでその仕様のカップヌードルを見つけた時は即買いでした!」(あさひな。さん)
「ウキウキを返して欲しい」とつぶいやいたあさひな。さんは、猫好きのイラストレーターさん。フタ裏で微笑む可愛い「ねこちゃん」を期待していたあさひな。さん。まさかのチベスナの登場に、思わず言葉を失ったそうです。
「”フタを開けたら可愛いねこちゃんが!”というツイートをする気満々でフタを開けたのですが、まさかのスン顔で、”ねこちゃ……誰?”となっちゃいました」(あさひな。さん)
その後、14万ものいいねがついたこともあり、「チベットスナギツネも好きですよ‼︎」とツイートしていたあさひな。さん。
「猫好きなため、ワクワクの方が優ってしまい、今回のような投稿になりました(笑)。チベットスナギツネも可愛いじゃん!というリプライもたくさんいただいたのですが、本当はチベットスナギツネさんも大好きなんですよ」(あさひな。さん)
寄せられたリプライの中には、「もしかしたら取材用にねこちゃん用意して、市販は全部チベスナという罠なのかもしれません」という声も。
そこで、日清食品の広報担当さんに、カップヌードルの猫耳フタ裏イラストの実態と、「チベットスナギツネ」起用の真相を取材しました!
◇ ◇
ーーカップヌードルの猫耳フタ裏のイラストですが、「ネコ」以外に「チベットスナギツネ」が選ばれた理由は?
「メインのキャラクターはネコですが、さらに驚きや楽しさを感じていただきたいと考え、チベットスナギツネをシークレットキャラクターとしてご用意しました。チベットスナギツネを選んだのは、そのシュールさと愛らしさに、”また会いたい…”と感じてしまう不思議な魅力があるからです」
ーー「チベットスナギツネ」の登場に戸惑う声もあるようですが…。
「ネコも可愛らしいのですが、シークレットキャラクターのチベットスナギツネに出会えた方には、その不思議な魅力にぜひ触れていただきたいです」
ーー現在、「フタ裏のイラスト」は何種類あるのですか?
「デザインは、可愛らしいネコと、シークレットキャラクターのチベットスナギツネの2種類です。それぞれに3つのコメントを用意していますので、合計で6つのパターンが存在します」
◇ ◇
「猫耳フタ」や「フタ裏のネコ」が大きな話題になったことについて、「お客さまに驚いていただけたり、喜んでいただけたりしたことについて、弊社としても大変嬉しく思っております」と、日清食品の広報担当さん。
猫耳フタ裏の突然のチベスナの登場に、「ワクワクを返して」とつぶやいていたあさひなさんも、「おかげさまでフォローして下さる方が増えました。それもこれも日清さんとチベットスナギツネさんのおかげです。ありがとうございます」と、ツイート。フタ裏の「チベットスナギツネ」とネコちゃんの可愛いイラストも投稿されています。
「カップヌードル」公式ツイッターアカウント(@cupnoodle_jp)によると、「チベットスナギツネ」との遭遇率はわずか「6%」。「また会いたい…」と思わせる不思議な魅力を持つチベスナさんとの希少な出会いも嬉しいところですが、「でも次はねこちゃんと会いたいです」(あさひな。さん)というのが、猫好きさんの本音なのかもしれません。