和室を紫色に塗装したら外国人一家から入居申込 先入観にとわられない空き家再生リフォームセンスが話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「和室を紫で塗装したら募集1週間で外国人ファミリーから入居申込がありました」

一面を紫色に塗装した和室が外国人ウケしてすぐに入居者が決まったという報告がSNS上で大きな注目を集めている。

「周りの日本人からは何これ...って言われましたが決まれば正義だと思っている。自分でも何これ...ってなったんですけど決まれば正義だと思っている」と、語るのはこの物件のオーナーでVoicyパーソナリティのらいおん大家さん(@rai703rai)。

「和室とは」と先入観を持って見ると異様に映るかもしれないが、紫色に塗られた和室もよく見ればこれはこれでお洒落。らいおん大家さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「吉原感すごいですね 笑」
「めちゃくちゃ素敵なリフォームだと思います!正義!金沢の文化財に、青と紫と赤の贅沢な元前田藩邸宅があるのでむしろトラディショナル…」
「自分は紫の方がいいですね。インテリアで大幅に変わるので楽しめるから。」

など数々の絶賛のコメントが寄せられている。

らいおん大家さんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):この和室を紫に塗装された着想をお聞かせください。

らいおん大家:外国人が多いエリアだったので普通の色を塗るのではなく変わった色を塗ろうと思っていました。紫にした理由は「僕の好きなサーフショップの内装がこの色だったので紫にした」という単純な理由です。

中将:これまでにも今回のようなイレギュラーな改装例はあったのでしょうか?

らいおん大家:これだけ奇抜な色を塗ったのはこれっきりです。それ以降も自分の不動産をリフォームしていますが、グレーに統一した奇抜では無い色にしています。

中将:らいおん大家さんが空き家を改装するあたり心がけておられることをお聞かせください。

らいおん大家:ある程度ターゲットを絞って改装をする事を心がけてはいますが、結局それが本当に正解かどうかはわかりません。最終的には自分が好きかどうか、自分なら長く住みたいと思うかどうかでデザインをしています。

中将:これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください

らいおん大家:もっと否定的な意見が多いかなぁと思ったのですが、割と好意的な意見が占めていたので物好きが多いなぁと思いました。単純に嬉しかったです。

◇ ◇

「放置された空き家を楽しく再生する活動が広まることで少しでも皆さんが"築年数の古い建物でも活用できるんだ"という意識が芽生えて日本の空き家問題が少しでも解決に向かえばなぁと思っています」とらいおん大家さん。

らいおん大家さんは現在Voicyで「空き家攻略を楽しんでいるラジオ」を配信中。空き家再生、リフォーム等にご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

らいおん大家さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/rai703rai
Voicy「空き家攻略を楽しんでいるラジオ」:https://voicy.jp/channel/1962

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