仕事の悩みを話したら…「かっこいいぜ、旦那はん!」理想の夫の対応に「男女問わず惚れるタイプやろね」

太田 浩子 太田 浩子

 仕事でストレスがたまって爆発寸前になってしまったとき、家族に話しますか? 旦那さんと3人のお子さん、猫さん3匹と暮らす「なみそ(@omochi_nam01)」さんは、仕事の悩みを旦那さんに話しました。

「仕事から帰宅したばかりの主人に、仕事の悩みを土石流の様に話してしまった。 すると誰の肩を持つ訳でもなく第三者としてのアドバイスを1つくれ『ご飯の支度は俺がするけん、お風呂入ってきー』と言ってくれた。 風呂上がりの今、見事気持ちはリフレッシュ。 君が会社でも人望がある意味が分かったわ…」

 リプ欄には、
「かっこいいぜ!旦那はん!」
「素敵なご主人様ですね!羨ましいです!私もそんなご主人様に出会えたら良いです笑」
「ただ聞いてほしい事なのか、相談事なのか見極めて余分の事は言わず、素敵な空間を提供してくれるなんてただただ素晴らしいです」
「そうなんですよね…アドバイスは欲しくなくて、聞いてくれるだけで、そして少しでも家のことをやってくれるだけで救われるんです………」
「こんな人が上司だといいな…」
「かっけぇー♫  男女問わず惚れるタイプやろうね!」
と、求めているのはこんな対応と共感する声が集まり1万“いいね”がつきました。

 なみそさんのツイートは、これまでも何度も話題になっています。子どもたちの「好き」を大切に、いつも応援してきたなみそさん。お姉ちゃんと息子くんは切り絵を楽しみ、4歳の末っ子くんはレトロ扇風機を愛しています。さらに旦那さんへの想いや、かわいい猫さんたちが絡むツイートは大人気。

 特に小学2年生の息子くんが作る猫の切り絵にファンが多く、現在は「NEKO KEN」というブランド名でグッズも販売しています。息子くんの希望で、グッズの利益の一部は猫の保護団体に寄付し、残りは制作費にあてられています。

 そんな家族の今回のエピソードに「家庭内で愛が滞る事なく循環してるの素晴らしいなあ なみそ家は本当みーんなステキだ♡(ネコさん達含む)」「互いに尊敬しあっている夫婦だからお子さんたちはめいっぱい個性を伸ばせてるんですね」というコメントも寄せられました。なみそさんに聞きました。

──仕事の悩みを旦那さんに話すことはよくあるのですか?

 主人は朝7時には出勤し、子ども達が寝た後か、寝るギリギリ前に帰って来ます。つまり、子ども達はお父さんとの時間が極めて少ないんです。なので、主人が夜帰宅したら「お父さん争奪戦」が始まります(笑)。とりあえずは子ども優先にしているのですが、私もどうしても伝えないといけない事がある時は、出来るだけ短文で分かり易く、2~3分で話を終わらせる努力をしております。

──相談したときは、いつも的確なアドバイスをくれる?

 いつもは「ふんふん」「ほうほう」などの相槌ばかりなので、「キサマ本当に聞いとるんかい!!」と思う事もありますが、しっかり聞いてくれていますし、記憶もしてくれてます(笑)。

 そして、どうしても私が感情的になっていたり、意固地になっていたりすると、そこではすかさずアドバイスをくれます。20年一緒にいますが、常に穏やかな人で、いつも単刀直入に優しく私を諭してくれます。「あぁ、第三者から見ると、私はそう見えるのか!」と気付かされます。

──餃子を包んでいる写真もありましたが、料理はよくしてくれるのかしら?

 昔は殆ど家事をしてくれませんでした(笑)。ゴミ袋もどこにあるか分からないレベル。私も、主人が外でしっかり稼いできてくれている分、私が家事を100%頑張る!!と変な自分ルールを決めてたので、当時は心身共にボロボロでした。

──え、そんなときもあったのですね。それがどうして?

 3人目が産まれて「これはいかん!子どもは親に似る!お父さんが家事をしていれば、きっと息子たちも将来結婚した時に家事を手伝うのが普通になる…!」と思い、「得意な事は得意な人に任せる」というルールを新しく作りました。

 私は料理が苦手だけど、ほかの家事は大好きだし得意。主人は、掃除は苦手だが料理は好き。「得意な人がやる」っていうのを実行したら、一気に家事が楽になりストレスフリーになりました!

──なるほど。子どもたちにとって、お父さんはどんな存在?

 たまにしか家にいませんが、大人気です! お父さんの帰宅が遅くなる、飲みに行く、とかになると、10歳の娘もめっちゃくちゃ怒ります(笑)。大好きなんですよね~。

──そんなお姉ちゃんの思春期を旦那さんは心配しているみたいですね。

 かなり気にしてます(笑)。私の友人の娘さんは、うちの娘の同級生なのですが、「お父さんくさい! 一緒に寝らん!」など、ちょっとお父さんを嫌がったりしてるそうです。でも我が家はまだそんな事もなく、主人も安心してますが…そうなる時期がもう少ししたら来るかもしれない…と怯えています(笑)。

 でもね、私はそういう時期なかったんですよ。私は父に対しても「いやだ…」とか思う事は一切なかったので、うちの娘も大丈夫なのではーーと、前向きに思っております(笑)。

──お父さん的には、心の準備だけはしておきたい気持ちもわかります(笑)。旦那さんは、なみそさんの子育てについて何か言いますか?

 否定をしてきた事は一切ありません。猫を飼ったり、息子たちと好きに工作したり、私の趣味はラジオで、一日中家でラジオを流してますが、私がする事に対して「やめて」と言う事はないですね~。なので、私も主人がする事に対して、それはやめて!とか言わない様にしています!

──ご両親が好きなことを貫かせてくれたとツイートされていましたね。でも「変わってる」とも言われてきたとか。Twitterで「ステキな家族」や「子育て見習いたいです」と言われることをどう感じられていますか?

 いつも皆様からのリプライには心を救われております! 「どんなつらい事があっても、ネタにしてTwitterで呟いて成仏させる!! 恥の数は、ネタの数!!」と思いながら毎日ポジティブに暮らしてます(笑)。そんな考えを褒めてもらえると、やっぱり嬉しいですね!!!

■息子くんの切り絵グッズ販売ページ「NEKO KEN」 https://do-art.jp/neko_ken/

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