「レンズの反射で謎のデータ送信中みたいになったねこでもみろ」と、謎の猫写真をツイッターに投稿した iro🥚🌱 さん(@irohamu)。
そこに写っていたのは、光るボタンみたいな目でこちらを振り返り、口からピピピと青い何かをこちらに送信してくるデジタル猫……みたいに見えてしまう黒猫の姿!
レンズの反射によって謎データを送信してしまった猫写真を見たネット民からは、「これが5G猫か!」「いや5Cだろ」と、爆笑の声が殺到しました。
「ねこWi-Fi!」
「赤外線通信?」
「これが5Gだにゃーん」
「データ量は少なそう」
「ALSOK猫説」
「システムアップデートぬこ様!」
「みーつめるCat’s eye みーどりいろにひかーあるー♫」
「目を合わせたらゲームオーバー」
「受信すると猫になってしまうんですよ」
「レンズの反射で」という説明付きでつぶやいていた iro🥚🌱 さんにうかがったところ、「奥のアパート敷地内の蛍光灯3つがレンズに反射したみたいです。iPhone 11proで夜景を撮ると、街灯とかでよく起こりますね」というのが、黒猫の口から送信されているように見える青い光の正体。
リプライには、猫が送信する謎データを可視化した写真も寄せられました。
そんな奇跡のおもしろ写真を撮影された iro🥚🌱 さんは、ゲームやアニメーション作品のイメージボードや美術設定などを手がけるクリエイター。
お散歩がてら、近所で見かける小鳥や動物の写真を撮るのが好きで、今回投稿されたデータ送信猫の写真も、夜のお散歩中に撮影されたものだそうです。
実は、今回投稿されたデータ送信猫の写真ですが、撮影後に画面を見るまで、被写体が猫だったことに気づいていなかったのだとか。
「近所に蛍がいるので、散歩がてら蛍を撮影しに行った帰りでした。ふと、目の前を黒いモゾモゾが2体、道路を横切って行ったので、なんだろう?と思い、ついていったところ、アパートの敷地で振り返られた時にちょうど目が合い、写真を撮りました。撮った写真を見るまで猫だと気づきませんでした」( iro🥚🌱 さん)
というのも、iro🥚🌱 さんのご近所では、蛍の他にも、セキレイやツバメ、時にはアライグマまで出没するそうです。そのため、目の前を横切る複数の黒い動物が何なのか、夜道の暗さも手伝って、写真を見るまで謎だったのだと言います。
「散歩中、パトロールをしている猫はよく見かけますが、黒猫が複数いるのを見るのは珍しいですね」( iro🥚🌱 さん)
正体不明の動く黒い影を見かけて撮影したら、偶然写っていた、謎のデータ送信中みたいな猫の写真。しかし、青い光の謎がわかってもなお、光るボタンみたいなオッドアイ風の猫目や、奥に写る猫の意味深な後ろ姿から、そこはかとなく漂う異世界からの使者感……。
なお、撮影された写真を見るまで猫だと気づかなかったため、写真はこの1枚しか手元に残っていないそうです。