シャア・アズナブル愛を公言し、そのガンプラ作品があらためてSNS上で注目を集めた女優・富田靖子さんが、まいどなニュース編集部にメッセージを寄せました。時を重ねるにつれ、ガンダム作品への見え方か変わったという富田さんですが、今も赤い彗星への想いは変わらないそうで、「静かに大熱狂しています」と力強い言葉が。ガンダムファン、特にファースト世代の皆さん、富田さんは今もガチですよ!
イベントの作品が話題に
話題になったガンプラは、富田さんがデザインし、2018年のイベントに出品された「めぐりあい宇宙」です。金字塔とされる劇場版3メインカメラを失い頭部のないガンダムは、上方に向けビームライフルを撃ちますが、次の瞬間、ジオングのビームが半身を貫き、機体は溶かされて崩れ落ちていきます。あまりにも有名なラストシューティングのシーンです。
話題になっていることに驚いたという富田さん。デザインした当時を「ガンダム以外でもOKです!ということで、最初はザク(ジオン公国軍の主力量産型モビルスーツ)を予定していました。しかし、シャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)が好きすぎて、デザインが思い浮かばず、シャアの顔しか思い浮かばず、断念しました」と振り返ります。
実はアムロが好きではなかった
富田さんのガンダム歴は小学生の頃にさかのぼります。「ガンダムに熱狂していた12歳のあの当時、私はアムロが好きではありませんでした。アムロの言葉が、自分勝手で子供っぽいと感じていました」。
その見方は、大人になると変わります。「アムロは守られるべき子供でした。ホワイトベースに乗っていたみんなも、20歳未満の子供たちです。本当にショックでした。子供たちが戦っていたことを大人になって気づき、ニュータイプに覚醒していく悲しさ、その残酷さを痛感しました」といいます。そして「その痛みが、「めぐりあい宇宙」のラストシューティングのガンダムを選んだ理由かもしれません」と語ります。
時を重ねて見え方に変化
「時を重ねるにつれ、機動戦士ガンダムの見え方変わり、より愛おしい作品になっています。しかし、赤い彗星のシャアへの想いは変わりません。静かに大熱狂してます!」とあらためてシャア愛を公言。「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(5月21日公開)については、「ブライトさん(ブライト・ノア、ファーストシリーズではホワイトベース艦長)の息子のハサウェイが主人公です!ドキドキです!」と最新作に思いをはせました。