「モルカーの良さを伝えたくて家族のラインにスタンプ貼ったら生ハム太郎って言われて辛い」と、モルカーを巡る家族との愉快なやり取りをツイートしたおこめこがしさん(@okayu_mo_suki)。生ハムの画像も飛び交うリプ欄には、腹筋崩壊する人たちが続出しました。
「生…生…?」
「生ハム太郎と言うパワーワード」
「実写版のハム太郎か 生ハムの太郎か…」
「とっとこハムかもしれないわね♡」
「焼きハム太郎もあるかもしれん」
「やめてw 腹筋が痛いw」
この日、家族とのグループLINEに、大人気のストップモーションアニメ『PUI PUI モルカー』のスタンプを送ったおこめこがしさん。「モルカーのおとぼけ可愛いところ」がお気に入りだったことから、家族の誰かが興味を示してくれることを期待して、近況報告がてら、スタンプを送ったそうです。ところが、羊毛フェルトで出来た健気でかわいいモルモットのモルカーを見た家族からの感想は、「きも~。生ハム太郎?」……。返信を見た瞬間はやはり、「少しショックだった」と話します。
「確かに、『とっとこハム太郎』っぽいかもしれないなぁ……とは思ったんですけどね。でも冷静に読み返してみるとおかしくて、笑ってしまいました」(おこめこがしさん)
この愉快なメッセージの送り主は、おこめこがしさんのお母さん。仕事も家事もてきぱきこなす、気さくで社交的な方なのだそうです。
モルカーを巡る爆笑必至の親子のやりとりは、これで終わりではありませんでした。
「きも~。で終わっちゃうとアレなので、一応昨日の続き貼ります」と、おこめこがしさんはその後のやりとりもツイート。投稿されたLINEの画面写真を見ると、「モルカーだよ!」というおこめこがしさんのメッセージを見た直後、お母さんは即座にモルカーを検索しています。
「私が知る限り、母はスマホを使いこなせない性分だったのですが、ほんの2~3分で検索してくれたのには驚きましたし、モルカーに関心を持ってくれた、という嬉しさがありましたね。近年はコロナ禍で私が実家に帰れない月日が続いているのもあって、LINEで頻繁に近況報告をしてくれていたので、私の方からも何か連絡しようかなと思って、今回のやり取りが発生した次第です」(おこめこがしさん)
さらに、『モルカー』の監督が芸大時代に指導を受けていたのが、幼い頃に親子で見ていたクレイアニメ『ニャッキ』の監督だと説明すると、「懐かしいね~」「あれは、可愛かった」とお母さん。モルカーへの親近感もぐっと高まっていきます。
おこめこがしさんはこのやりとりの翌日、「きも〜。生ハム太郎?」が大きな反響を呼んでいることをお母さんに報告。Twitterに投稿されたその際のLINE画面の写真を見ると、お母さんが使っているスタンプはなんと、モルカーの「ポテト」くん!「最終的にモルカースタンプ買ってるんかいw」という、ツッコミのリプライも寄せられていました。
最初は、「きも~」と言っていたお母さんでしたが、親子のコミュニケーションを通して、あっという間にモルカーの良さに気づいてしまったようです。
「”よくできてるね”という返事がありましたので、モルカーの見た目は気に入ってくれてると思います。モルカーの動画については、見れるサイトまで誘導するのに苦労しそうでしたので、後日、帰省した時に教える予定です」(おこめこがしさん)
今回の反響については、「”そんなに面白いかなぁ”と、母は不思議がっていました」とのこと。動くモルカーを見た時のお母さんの反応も楽しみですね。