チョコレートで作られたイースターエッグに大反響、実は巣もチョコ!「凄い」と16.8万いいね!

山本 明 山本 明

 こげ茶色の巣の上に置かれたカラフルなイースターエッグ作りの動画がSNSで大注目を集めました。4日1日に投稿されたツイートは7日現在16.8万件のいいねがついています。チョコレートでできた卵の中には、小さなメレンゲなどのお菓子がいっぱいに詰まっており、さらに『巣』もチョコレートで作られているというから驚きです。繊細な細工に「凄い」「巣作ってるところ好きすぎて一生見られる」と技術と表現力に感嘆の声が寄せられています。

 イースターはキリストの復活を祝う(本年は4月4日)春のイベント。「イースターエッグ」は、同イベントを象徴するモチーフとして知られています。「チョコレートでイースターエッグを手作りしてみました」という文言とともに投稿をしたネコノメ(@NekonoMECafe)さんに制作の経緯を伺いました。

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――欧米では伝統のあるイベント「イースター」ですが、今回なぜこのイベントにちなんだスイーツを作ろう、と思われましたか。

 イースターは他のイベントと比べるとまだまだマイナーですが、パティスリー(ケーキ屋さん)では結構重きを置いているイベントです!なので、僕自身も割と身近に感じていたので作ってみようかなあと思いました!

 エッグはポップなもの、グラデーション、リアル志向なものと3種類作ったのですが、チョコレートは色んな表現が出来て面白いよ!って事が伝わればいいなと思いました。

――中に詰めている(アマンドショコラ、パート・ド・フリュイ、メレンゲ2種)小さなスイーツも全て美味しそうです。

 エッグの中に詰め込む形になるので、「一緒に合わせても影響がない」、「小さくて食べやすい物」、「ポップで色味があるもの」を考えてこの3種類にしてみました!

――巣もチョコレートでできていることに驚いた人が多かったようです。冷やしたバットの上に、絞り袋に入れたチョコレートを細い棒のように絞り出してまとめ、成形していくのですね。

 「発想が凄い!」という感想を沢山頂けてとても嬉しいのですが、実は棒状のチョコを鳥の巣のように成形する手法は結構昔からあるんですよね。知識として知っていたものを再現しただけなので、僕自身ではなくパティシエの先人達の知恵は凄いなと思いました笑
 ただ、そういった技術や面白さを広く伝えることができればと考えているのでとても嬉しいです!

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 また「本当に沢山の方に投稿を見て頂けて…合わせてYouTubeも見てもらえたら嬉しいですし、これを機にパティシエの技術やケーキの面白さに少しでも興味を持って頂けたら」とも話すネコノメさん。自身のYouTubeチャンネルに上げているロングバージョンの動画では、中に詰めた小さなスイーツなどの制作過程の詳細も見ることができます。今回のイースターエッグの作り方についてさらに知りたい人は、ぜひ見てみてくださいね。

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