「先生、どうしよう!」寝ながら痙攣し始めた子犬…獣医に駆け込んだ結果「恥ずかしい…」

広畑 千春 広畑 千春

 「先生!うちの子寝てる時に痙攣するんです!どうしよう!」

 赤ちゃんの子犬がスヤスヤと気持ちよさそうに寝ている姿は、見ているだけで日々の疲れも癒されるほど愛らしいですよね。でも、そんな子が突然、ビクンビクンと痙攣し始めたら…。

 ゴールデンリトリバーのゆず(メス、1歳)ちゃんがまだ生後50日ぐらいだった頃に起きたのも、まさにそんな事態。ところが、慌てて駆け込んだ獣医さんでの“診断”は

 「夢の中で一生懸命走ってるんですよ」

 その時の思い出を「安心したのと恥ずかしかったのを覚えてる」と呟いたゆずゴールデンリトリバー(@YUZU_golden_)さんのツイートには6.1万以上のいいねが寄せられ、「可愛すぎる」「犬も夢を見るんですね!」などの声が続々と。ご本人に聞いてみました。

―ゆずちゃんはよく寝ながら痙攣していたんですか?                          

「そうなんです。この動画を撮るまでにも2、3回、同じように寝ながら痙攣し始めたことがあって、どんどん心配になり、たまらず先生に動画を撮って見せに行きました」

―かなり怖そうですが、まさかの診断…笑

「この子は生まれながらの病気なのでは?!とかなり焦ってたので、すごく安心しましたが、このことで片道30分かかる遠い動物病院まで車で行ったこともあり、どっと疲れたのと、肩の力が抜けました」

―今もよく、寝ながら痙攣、いや夢で走っているんですか?

「よくあります。たまに『ヒュインヒュイン』と寝言も言いながら動いてますが、今ではいい夢見てるのかなぁ、とみんなで微笑ましく見守ってます」

そんなゆずちゃんは「実は、かなりの内弁慶で、おさんぽが好きではないんです」と飼い主さん。「暴れるなら、家の中というのがゆずの定番らしく、夢の中でもきっと我が家の中を走ってたんだと思います」とも。

一方で、起きている間の痙攣は、病気などの兆候のこともあるので何度も続くようなら早めに獣医さんに診せるのが肝心だそう。ゆずちゃんの飼い主さんも、「ちょっとした事でも心配ですが、用心に越したことはないので、これからもしっかりと見て行きたいです」とも。

そして、飼い主さんに見守られ、こんなに小さかったゆずちゃんも、今では30キロを超える立派な大型犬に。もっふもふで、ちょっと困った顔がなんとも言えない愛らしさはますます募っているといい、「でっかいゴールデンレトリバーなので、でっかいゴールデンレトリバーの良さもみんなに知って欲しいです」と話してくれました。

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