福田麻由子が明かす子役あるある 街で見知らぬおばさまから「あら!大きくなって~!」

石井 隼人 石井 隼人

そんな悩みがあったことがウソのように、現在の福田は明るくにこやかで、オープンマインドな印象。変化のきっかけは主演映画『グッドバイ』(4月3日公開)のような小規模作品に出演するようになったことだという。

「子役時代から一定の層が見てくださる連続ドラマに出演していたことから、作品が視聴者に届く事へのありがたみを理解できていませんでした。それが20代になって単館公開の映画や短い上演期間の舞台をやらせていただくようになり、観てくださることや知っていてくださることへのありがたみを実感するようになりました」。活動フィールドを広げて生まれた初めての感触があったようだ。

その三、すべてを受け入れ自分の糧に。「皆さんが私の過去を知ってくれている分、初対面でもゼロからではなく1から会話をスタートできる。それで盛り上がればプラスしかない」と思考もガラッと前向きに変化。「私を知ってくれているのは、私の出演作を見てくださっているから。それがどんな感想であっても、一生懸命作った作品が届いたということに対して、ありがとう!という感謝の感情しかありません」。

ついつい忘れてしまいがちな感謝の気持ちを20代突入で再確認した福田は、身も心も大人になった。主演映画『グッドバイ』公開のほか、現在放送中の連続ドラマ『リカ~リバース~』でも芸達者ぶりを発揮中。今後の活躍に増々の期待がかかる。

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