1歳の柴犬のりんちゃんは、なぜかバネが嫌い。大学3年生のおねえちゃんが、バネをビヨヨ~ンとさせると、動きにあわせてブルブル~! そして、バネに向かっていきます。逃げないし、バネをペロペロ舐めるので、怖いわけではなさそう。床に置いてあるバネには、ジャンプして前足で何度もタッチしようとします。このダンスはバネに限らず警戒しているものに対してするそう。りんちゃんにとってバネは「嫌だけどちょっと気になる存在」と飼い主さんは話します。
りんちゃんの動きに、リプ欄には「真似してるの❓」「バネを振ると❗️ 同期してしまうのだ❣️」「怒ってる顔かわいいい」「バネみたい!!」と、ちょっと不思議なりんちゃんの反応にみなさんほっこり。「バネきらいってしってるでしょーっ」というコメントとともに投稿された動画は1.2万回再生されています。
りんちゃんが嫌いなバネは、あまり見ない大きなサイズ。ゴミとして処分しようとした「安い健康器具の中に入っていたバネ」なんだそう。ツイートした「柴犬 りん(@rin__shibaken)」さんに聞きました。
──りんちゃんは、どうしてバネが嫌いなのかしら。きっかけはあったのですか?
8カ月くらいの時に、バネを揺らして見せたら敏感に反応しました。生き物だと思ったようです。
──そうなんですね(笑)。りんちゃんの前にも柴犬を飼われていたのですか?
25年前に柴犬とシェルティ、プードルを飼っていました。犬を亡くした時の悲しみが強く、長年飼うのは躊躇していました。
──それでも、りんちゃんを迎えることになったのは?
柴犬の思いは募るばかりでした。柴犬を大事に育てているブリーダーさんに出会い、りんに出会って即座に譲ってもらうことになりました。りんは前に飼っていた柴犬よりずっと甘えん坊で、いつも家族に体をくっつけてきます。娘(おねえちゃん)も大の犬好きなんですが、りんはおねえちゃんには対等に接しています。
──おねえちゃんとは姉妹の気分なのかな。りんちゃんが来て、生活は変わりましたか?
家族全員がりんを第一に生活しています。仕事から早く帰宅して散歩にいくなど、りんが中心になっています。