特別定額給付金でクリスマスプレゼント予算増額する家庭も 意識調査で見えたコロナ禍の影響

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新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年、親から子へのクリスマスプレゼントのトレンドにも少なからず影響が現れていることが、バンダイの意識調査によって明らかになった。コロナ禍で予算が変化したと答えた家庭(14.6%)のうち、増額予定が65.2%で、減額予定の34.8%を上回る結果に。増額理由としては「長い自粛期間を耐え、頑張ったご褒美に」などのほか、「特別定額給付金が給付されたから」というものもあった。

クリスマスシーズンに合わせ、バンダイが1995年から続けている調査。0〜12歳の子供を持ち、クリスマスプレゼントの購入予定がある親800人にアンケートを取った。

コロナ禍が予算に影響した家庭のうち、増額予定の理由として挙げられたのは「長い自粛期間を耐え、頑張ったご褒美に」と「レジャーや旅行への支出が減ったから」が19.7%、「生活スタイルが変わり、貯蓄に余裕ができたから」が9.1%、「収入が増えたから」「特別定額給付金が給付されたから」が7.6%、「祖父母や親戚からのサポートがあるから」が1.5%だった。

一方、減額すると答えた人に理由を尋ねたところ、「収入が減ったから」が19.7%、「在宅時間が増え、生活費が増えたから」が6.1%、「自粛期間中、子供のための出費を増やしたから」が4.5%、「レジャーや旅行への支出を増やしたから」が3.0%、「今後の先行きが見えず、家計に不安を感じるから」が1.5%だった。

ちなみにプレゼントの平均予算は8192円で、昨年比494円減。前年を下回ったのは5年ぶりという。予算のボリュームゾーンを見ると、「5000〜5999円」が35.5%と最多。次いで多かったのは「10000〜19999円」だった。「50000円以上」と答えた家庭も1.9%あった。

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