2020.12.10(Thu)

カラオケにも「鬼滅の刃」旋風！　今年一番歌われた曲は…TVアニメ主題歌・LiSA「紅蓮華」

みなさんはこの1年、どんな歌をよく歌いましたか？　通信カラオケ「JOYSOUND」がこの1年歌われてきた楽曲のランキングをこのほど発表しました。首位に輝いたのは…TVアニメ『鬼滅の刃』主題歌でもある、LiSA「紅蓮華（ぐれんげ）」でした。こんなところにまで…よもや、よもやの鬼滅効果ですね！

12月8日に公表された「2020年JOYSOUND　カラオケ年間ランキング」。株式会社エクシングが業務用通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズ、および「UGA」シリーズにて歌唱された楽曲の回数に基づき集計しました。

2020年の頂点をつかんだLiSAの「紅蓮華」は、今年5月の第4週に週間ランキングで1位を獲得して以来、7週連続でトップを独走。さらに、劇場版公開に伴う『鬼滅の刃』旋風と共に、怒涛の追い上げを見せたといいます。10代～50代の全年代で1位を独占すしており、世代を超えたヒット曲となったそうです。

なお、アニメソングが年間ランキングの首位となるのは、2015年に1位に輝いた映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌・秦基博「ひまわりの約束」以来、5年ぶりといいます。また、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎」は、カラオケ配信開始後わずか約1カ月半というスピードで、2020年発売曲に限定したランキング「アニメ／特撮／ゲーム」部門の首位を獲得しています。

今回の結果に、LiSAさんは「作品と共に楽曲を愛していただき、たくさんの方に歌っていただいて嬉しいです。これからも様々な形で、お楽しみいただけますように」とのコメントを発表しています。

詳細なランキング結果は以下の通り。

▼総合ランキング

TVアニメ『鬼滅の刃』の主題歌として一世を風靡するLiSA「紅蓮華」が首位を戴冠！上半期トップのOfficial髭男dism「Pretender」も2位を死守し、14位「I LOVE...」をはじめ、30位以内に6曲がランクインを果たすなど、ヒゲダンYearとも呼べる1年に。一昨年・昨年と連覇の米津玄師「Lemon」も4位と人気は健在。

▼アーティストランキング（総合）

Official髭男dismが上半期からトップを独走し、初となる年間1位の座を獲得！定番の人気アーティストが顔を揃えるなか、昨年の圏外から大きく飛躍したのは、5位のLiSAと、6位のKing Gnu。Mrs. GREEN APPLEも昨年36位から9位にランクアップし、勢いを見せつけました。

▼2020年発売曲ランキング（総合）

1位に輝いたのはOfficial髭男dism「I LOVE...」！3位までをテレビドラマタイアップ楽曲が占める結果となりました。また、“縄跳びダンス”で話題となったNiziU「Make you happy」が4位にランクインし、鮮烈な初登場を果たしています。

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【ジャンル別ランキング】

▽アニメ／特撮／ゲームランキング

カラオケの定番曲、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」を2位に抑え、1位を獲得したのはLiSA「紅蓮華」。総合ランキングに加えて2冠を達成し、アニソンランキングの新女王に輝きました。

▽2020年発売曲ランキング(アニメ／特撮／ゲーム)

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌LiSA「炎」は、カラオケ配信開始後わずか約1カ月半という驚異のスピードで首位を獲得！LiSAの勢いが止まりません。また、”W鈴木”で話題となった鈴木雅之「DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理」も5位にランクインしました。

▽ネット発アーティスト楽曲ランキング

YOASOBI「夜に駆ける」が、上半期の6位を経て、頂点の座を獲得！また、2位「ただ君に晴れ」をはじめ、トップ20に6曲もの楽曲がランクインし、変わらぬ人気を示したのはヨルシカ。このほか、6位yama、12位莉犬、18位After the Rain [そらる×まふまふ]など、歌い手のランクインが目立ったのも今年の特徴です。