自作された「禰豆子箱」がSNS上で大きな注目を集めている。
「禰豆子箱」と言えば漫画「鬼滅の刃」(集英社)で主人公・炭治郎が妹の禰豆子を持ち運ぶ際に用いる木製の箱で、作品のストーリーにも大きく関わる重要アイテムだ。
この自作の禰豆子箱を紹介したのは一家で「鬼滅の刃」にハマっているという枝野さん。先日、お父上が「作るか…禰豆子箱…!!」と言い出し、冗談だと思っていたのだが1週間ほどたって本当にでき上がってきたということだ。
木の材質、金具とも見るからに本格的な仕上がりで、しかも単行本が収納できるように中は2段に!
そのあまりの見事さに、SNSユーザー達から「今にもチビ禰豆子がのっそり出てきそうな程リアル!!!」、「そのうち公式が、この感じで単行本のボックス売りしそうですね」、「鬼滅だいすきな友達に見せたら"お父様職人!?鱗滝って名前じゃないよね?"との事です」など絶賛の声が多数上がっているこの禰豆子箱。
その製作の背景について枝野さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):本当に見事な仕上がりですよね!禰豆子箱が出来上がってきた時はどう思われましたか?
枝野:父は以前から木工を趣味にしていて、たまに何かしら作っていたので、作り始めた時は「また何か作っているなぁ」という目で見ていたのですが、思ったよりも鬼滅の刃にハマっていたらしく、扉の金具部分は漫画を見ながら形を切り出して作ったりと、凝ったものが出来上がっていったのでびっくりしました。
中将:ご家族で鬼滅の刃にハマったきっかけをお聞かせください。
枝野:私の家族は両親と兄と私の4人家族なのですが、元々私と兄がアニメが放送され始めた去年から鬼滅の刃にハマり単行本を揃えていました。そしてその後に今ブームの「鬼滅の刃 無限列車編」に合わせて再放送されていたアニメを両親がたまたま見てハマり、一気に単行本まで読んでしまった形です。
私の部屋の本棚にあった単行本をリビングに持ってきて読んでいたのですが、リビングには本棚が無く置き場所に困り、父はリビングに散乱する単行本を見兼ねて今回の箱を作ってくれたのだと思います。
中将:そんな背景もあったんですね(笑)。今回の大反響について感想をお聞かせください。
枝野:父は「自分の作品がここまで評価されるとは思っていませんでした」とただただびっくりしています。私は「せっかく出来たのにひっそり家に置いているだけでは勿体無い!」と思いツイートしてみたところ、思ったよりも遥かに大きな反響があったので、驚きつつもとても嬉しく思っています。
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枝野さんのお父上は平日夜や土日のお休みにコツコツとこの禰豆子箱を作っておられたそうだ。とても素人とは思えないその技術とセンスには脱帽!
これからも枝野さんご一家が仲良く「鬼滅の刃」を楽しんでゆかれることを願いたい。