思わず「グヌヌヌ!」…仰天した反抗的な子どもの一言! 成長した証なのだけど、地味に傷ついているママも

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子どもが放った一言に思わず「グヌヌヌ!」とダメージを食らったことありませんか。いわゆる「反抗期」の年齢でなくとも、反抗的になる時期もあります。「まだまだ可愛いと思っていたのに、こんなことを言うなんて!」「大切に育てたのに、なんてこと言うんだ!」と切なく悲しくなってしまうことも。「歯向かう」のも、実は嬉しい成長なんですけどね。そんな子どもに言われた「グヌヌヌ」な一言を紹介します。なかなかパンチの利いた一言もありますが、言ってる本人はまだまだお子ちゃま、クスっと一笑に付しちゃいましょう。

未就学児のストレートな一言が効く

少し前まで赤ちゃんだったのに、そんなませたことを言うなんて! と成長を感じつつ、心はちょっと傷ついちゃう…まだ小さな「反抗“児”」のグヌヌな一言とは。

   ◇   ◇

▽もう帰っていいよ

次男が年長になったとたん、保育園に入り口で「こっから1人で行くから、もう帰っていいよ」と言ってきて。そのときは「あら、そんなこと言っちゃってぇ」くらいにしか思わなかったのですが、次の日も「つい来なくていいって言ってんじゃん! 帰ってよ!」と怒り口調。妙に切なかったですね(笑)今は門から園舎まで一人で行かせて(園庭突っ切るだけですが)、私は次男が部屋に入ってから先生と話すようにしています。

小学校2年生の長男が1人登校なので、「自分(次男)だって1人で行ける!」と思っているのかな。〔Yさん、子ども8歳、6歳〕

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▽ママの服は着ません

年中の娘。ここ最近、「ママの(選んだ)服は着ませーん!」と毎朝のように反発します。そしてなぜ敬語?
自分で選ぶのですが、上がチェック柄で下がシマシマ…「ズボンはこっちにしない?」と提案しても、「しません!」の一点張り。毎日すごいコーディネートで登園していますが、まぁいっか、と。服や持ちものにこだわりが出てきたのか、単に私に反抗したいのか…「これ可愛いねえ」と一緒に選んでいたころがすでに懐かしいです(笑)〔Hさん、子ども4歳〕

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▽お化粧したほうがいいよ?

どうにも時間がないとき、ノーメークで保育園に送っていったときがあって。マスクしているし、会社のトイレで眉毛描けばいいや、くらいな気持ちで。送っていく道中で、年長の娘が私の顔を覗き込んで、真顔で「お化粧したほうがいいんじゃない?」と言ってきたんです。反抗的な言葉というわけではないのですが、「私のスッピンそんなに酷いのか…」と、地味に刺さりました(笑)〔Iさん、子ども6歳〕

口うるさい親に反抗的な小学校低学年

小学校1~4年生あたりは、口うるさく言ってくる親そのものを「うるさいなあ!」と思うようになる時期です。そんな小学生たちに言われたグヌヌな一言とは!

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▽あー、もうやりたくねぇー

学童でも遊びまくり、帰宅後はすぐテレビ、漫画、ゲーム。夕飯後はずっとテレビ。さすがに「宿題あるんじゃないの?」と声をかけると、「あー、そういうこと言われるともうやりたくねぇー」と反抗します。「宿題しなさい!」と強く言わないよう心がけたのに。

やろうとしてるときに言われるとやる気をなくすのは分かりますが、1ミリもやろうとしてないじゃん!と。私も負けじと声がけをしていますが、まだ小2の息子よ、反抗期早くありませんか…ママちょっとくじけそうです…〔Wさん、子ども8歳、5歳〕

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▽家族なんかより友達の方がいい

家族全員でウチで過ごすことが多かったコロナ禍、きょうだい喧嘩が増えたり、私がいつもより口うるさく言ってしまったのが嫌だったのか、なんとなく反抗的な態度だった小3の長女。あるとき、「もう限界!ウザイ!家族なんかより友達の方がぜんぜんいい!」と言い放ちました。気持ちはわかるし、友達とワイワイ遊びたい盛りだし…と思いつつ、けっこうグサッと来ましたね。そのときは思わず「なんでそんなこと言うの!」と言ってしまいましたが、もうちょっと気持ちを汲んであげればよかったと反省しています。
〔Tさん、子ども9歳、6歳〕

親と距離を置き始める小学校高学年〜中学生

小学校高学年~中学にもなると、かなり口も立ってきて、言うことも親の心にグサグサと刺さるように…親と距離を置きたくなるのもこの時期です。でも、負けてはいけません! 負けそうだけど…。

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▽授業参観、来なくていいから

小学校低学年の頃は、授業参観に行くと、後ろを振り向いて嬉しそうに手を振ってくれた長女。小学校6年の今、授業参観のお知らせプリントを渡しながら、「来ないでね」と…「え?なんでよ?行くよ」と言っても、「いいから」と返され、泣きそうになりました。

結局、教室の外からそっと覗いていましたが、そういうママがけっこうたくさんいて(苦笑)話してみると、「ウチも来るなって言われたわよぉ~」という話題で盛り上がりました。同年代の子どもを持ったママとの会話に、こんなに救われたことはありません…。〔Hさん、子ども12歳、8歳〕

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▽親に向かって「あなた」って…

息子は、親が言うのもなんですが、けっこう温厚で淡々とした性格です。聞けばなんでも答えてくるし、これまで目立った反抗もありませんでした。私も調子に乗って学校生活のことをいろいろ聞いていたのですが、中2のある日「は?それあなたに伝える必要ある?」と言ってきて…とにかく「あなた」と言われたことにショックで。「親に向かって「あなた」はないでしょ!」と思わずキレてしまいました。「え、友達けっこう言ってるよ」と返してきたので、「そんなわけないでしょ!」とまたキレて…。当の息子は淡々としているので、それにまたイライラ。今は「あなた」と言わせないよう、予防線を張っている毎日です(え、方向性が違う?)。これ、反抗期の始まりなのかなあ…。〔Kさん、子ども15歳〕

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いっぱい抱っこして、「ママ、ママ」とすり寄ってきて、ほっぺにチュウチュウして…マルっとすべてが可愛かったわが子に「うっ」っと来る一言を言われると、辛さも倍増しそうです。でもそれは、パパやママの前では心を許し、すべてをさらけ出せている証です。要するに、家は自分にとって「居心地がよく、つい本心を出してしまう場所」であるということ。子どもに「これぐらいキツイことを言っても自分と親との関係は壊れない」という信頼感や安心感が無意識にあるからこそ、なのかもしれません。

そして、親が忘れてはいけないことは「反抗期は大人成長する過程でだれでも通るもの」ということ。だからといって親も人間です。嫌な一言を言われたらキツいし、傷ついてしまうこともありますし、ダメなことはダメ!と伝えなければなりません。その反面、なにかちょっとお手伝いしてくれたり、ママを慰めてくれたり、優しい面もたくさんたくさんあるはず。そんなときは、「助かったよ」「ありがとうね」など、感謝の気持ちを伝えたり、抱きしめてあげて、子どもに安心感を与えてあげたいですね。「あんなこと言ってたね~」と笑い話になる日を楽しみにしながら…。

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