チャットで「お疲れ様です」の挨拶…こだわっているのは50代よりも30代? 部下のほうが形式的な傾向 調査で判明

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ビジネスで活用が広がるチャットですが、「お疲れ様です・お世話になります」といった前置きの挨拶はメッセージに付けていますか? メールの延長上で、付けたほうが失礼がないように思う一方で、そんな形式的なマナーに振り回されて思い悩むこと自体、なんか面倒臭い…と感じている人も多いのではないでしょうか。

ビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社は、ビジネスチャット導入企業に勤務する30代―50代のビジネスパーソン875人を対象に意識調査を実施。このほど結果を公表しました。それによると、社内チャットで「お疲れ様です・お世話になります」などの挨拶について、「不要・どちらでもよい」と回答した50代は42.3%だった一方、30代は22.7%にとどまりました。若年層のほうが形式的なことを重視する意識が高い一方で、上司・先輩の立場にいるであろう人たちの多くが、フランクなチャットコミュニケーションに寛容的なことがうかがえるといいます。

同様に、社内チャットでメッセージ相手の「部署・役職・名前」記載が必要かどうか聞くと、「不要・どちらでもよい」と回答した50代は59.4%に。一方で30代は33.4%にとどまり、同じく年配のほうが形式にこだわらない結果となりました。

このような結果について、同社の執行役員・萩原雅裕氏は、「経営者や管理職の方ほど忙しく、仕事でチャットを使うことのビジネスメリットを強く実感されていますので、前置きの挨拶不要、簡単な報告OKという回答に納得です」とコメントしています。また、ビジネスチャットを導入するにあたって、「上司が思う以上に、部下は上司への配慮を過度に意識しています。チャットによる業務効率の向上を目指すには、挨拶不要など社内のチャットルールを明文化すると良いでしょう」などと説明しています。

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