京都の元猫カフェで暮らす16匹の猫たち 多くのファンに支持されるワケとは?

水上 純奈 水上 純奈

 ツイッターのフォロワー数が増え続ける中、その人気ぶりに着目したのがLINEだ。ある日、萬野さんはLINE側から、「LINE OpenChat」でトークルームを開設しないかとオファーされた。「LINE OpenChat」とは、様々なカテゴリのトークルームに匿名で参加することができるサービスで、多くの人と話を共有したいというLINEユーザーに利用されている。

 猫アパルームは猫の日とステイホーム期間に合わせて開設され、猫の話を共有したり、画像アルバムを作ったりしたそう。「これがきっかけで猫アパを知ってくれた方もいます。Twitterよりも近い距離でお客さまと交流できるので、LINEのお声がけがなくてもまた開設したいです」。

 猫アパが依然として猫たちの姿を発信し、ファンを増やし続けている背景には、萬野さんの熱い想いがある。「猫は何でも引っ掻く、臭いと誤解されることが多いんです。犬は良いけど猫はダメと言われてしまう物件もあります。猫の魅力を発信することで、猫に対する悪いイメージや誤解をなくしたいです」。

 猫アパは今後も、グッズの製作やSNSを通して猫の姿を発信していくそう。「私は猫の保護活動に直接関わることはできませんが、猫が幸せに暮らすためのお手伝いができたらいいなと思います」(萬野さん)。

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