自宅でのテレワーク、小さな子どもがいる家庭では何かと“邪魔”が入ることもしばしば。しかし、このお父さんのための「秘密基地」があれば仕事がはかどるかも…。フジダン株式会社(本社・神奈川県座間市)は、テレワークで使う家庭用段ボール間仕切り「マイブース」を1日から発売した。強化段ボール製で工具などの道具がなくても組み立てられ、使用後は折りたためる優れもの。
商品はリモートワークに適した住宅用のパーティション=マイブースとデスクのセットで、 ビデオ会議の仮想背景利用時に顔がきれいに合成される特性グリーンバック付きだ。セット価格2万4000円(税込、送料無料)。このセットのほか、同社のサイト「マイブースのフジダンストア」(https://fujidan.thebase.in/)では、マイブース、マイブース用デスク、ビデオ会議用グリーンバック(2枚)が単品でも購入できる。
フジダンの渡慶次道廣社長は開発のきっかけについて「自分の書斎や個室を持つお父さんは少なく、食卓などで仕事をすることが多い。子どもに邪魔されて仕事に集中できないという声を聞きます。それにテレワークというスタイルはコロナとは関係なく増えていくと思った」と話し、今後も需要があるとみている。実際、社長自身が自宅で「マイベース」を組み立てて、ビデオセミナーに参加したところ「集中できた」という。