スタンプ王におれはなるっ!今なら誰でも自由に「ONE PIECE」のLINEスタンプが作れるよ

黒川 裕生 黒川 裕生

人気キャラクターなどを利用してLINEスタンプを制作・販売することができる企画「LINE Creators Collaboration」で、東映アニメーションが展開するアニメ「ONE PIECE」とのコラボが始まった。アニメ放送20周年を記念して、ルフィやゾロ、ナミ、ウソップ、サンジなど、個性的なキャラクターたちの二次創作スタンプを自由に作れる企画とあって、多くのファンやクリエイターから注目が集まっている。

「LINE Creators Collaboration」は、権利者からLINEスタンプへの使用許諾を得たキャラクターを「LINEクリエイターズスタンプ」として制作・販売できる企画。通常、LINEクリエイターズスタンプを作成する際は、第三者の知的財産権を侵害したものや、権利の所在が明確でないイラスト、写真などの使用は認められていない。このためユーザーからは「絵は描けるがオリジナルキャラクターは難しい」という声も多く上がっていたという。

同企画は、こうした要望を受けて2018年4月にスタート。これまで「東方Project」「初音ミク&ピアプロキャラクターズ」「アズールレーン」とのコラボを実施しており、今回の「ONE PIECE」が第4弾となる。販売可能期間は2020年7月22日から1年間で、審査受付はすでに4月3日から始まっている。国内外で絶大な人気を誇るコンテンツだけに、関係者の期待も大きい。LINEのコンテンツクリエイティブチームの石川康さんに話を聞いた。

――審査受付から1カ月ほど経過しましたが、手応えはいかがでしょうか。

「情報公開後、SNS含めたくさんの方から『あのキャラクターのスタンプを作りたい!!』『好きなイラストレーターのスタンプが欲しい!』などの声が寄せられています。また現在は日本のみの開催ですが、海外での開催を期待する声も届いています」(※開催可否は未定)

 ――「ONE PIECE」がLINE Creators Collaborationに登場したことで、 どんな効果が期待できそうですか。

「ファンの方々はもちろん、今までLINEスタンプを作成したことがない方、ファンを公言される有名人など、たくさんの方の参加のきっかけになればと考えています」

「みなさんの作品への愛情を、年齢性別などの垣根を越えてLINEスタンプとして送り合える場になってもらえると嬉しいです」

 ――参加を考えている人たちや「ONE PIECE」ファンにメッセージをお願いします。

「スタンプ制作は、高い画力は必ずしも必要とされていません。相手に今の気持ちを伝えられるかが大事ですので、気持ちをキャラクターに乗せ、自由な発想でスタンプ制作に参加してもらえればと思います」

「最近は自宅にいる時間も長くなりがちですので、作品が大好きなお子さんと一緒に、家族でスタンプをつくってみるのも素敵かもしれませんね」

有名クリエイターも海賊王ならぬスタンプ王を目指し、続々と参加を表明している。詳しい情報は特設サイトで確認できる。

■特設サイト https://store.line.me/SC/onepiece

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース