マスクの痛みから耳を守ってくれるマッチョ人形が大反響!考案者はもちろん筋トレ好き

黒川 裕生 黒川 裕生

ああ痛い。ずっとマスクを着けていると耳が痛い。

そんな悩みを抱えている皆さん、お待たせしました。もう大丈夫ですよ。マッチョが守ってくれますからね!何を言っているのかわからないでしょうが、正直、私も何を言っているのかわかりません。というわけで、マスク紐を耳にかけずに頭の後ろで固定してくれる筋肉ムキムキの謎フィギュア、人呼んで「耳を守りマッチョ」爆誕のお知らせです。

考案したのは神戸を拠点に活躍するイラストレーターの斉藤幸延さん(@yonyon76)。筋トレ好きとしても知られ、これまでにも「マッチョ箸置き」などのグッズを世に送り出してきた要注意人物です。

新型コロナウイルスの感染拡大により、深刻なマスク不足が続いています。斉藤さんも「そろそろマスクを自作しようか」と考え始めた折、「マスクの紐で耳が痛い」という声をネットでよく目にするようになったといいます。そして斉藤さんは「この悩みをなんとか解決したい(マッチョの力で)」と立ち上がったのです。

制作方法は、パソコンでデジタル造形し、3Dプリンターを使って立体化するというもの。素材はUVレジン。いろんな意味で重量感のある見た目とは裏腹に、重さは11〜18g程度とかなり軽量で、長時間装着してもずれず、違和感もほとんどないとのこと。「安定して後頭部に“吸い付く”ように装着できるんですよ」と斉藤さんは話します。

Twitterに試作品を投稿したところ、耳を痛めないアイデアと見た目の強烈なインパクトで瞬く間に大きな注目を集めました。テレビニュースにも取り上げられるなど、熱い反響はまだまだ収まる気配がありません。

そんな斉藤さんは現在、Twitterで耳を守りマッチョのプレゼント企画を実施中。4月30日までに斉藤さんのアカウントをフォローして条件をクリアした人の中から3人に贈られるそうですよ。斉藤さんは「プレゼントした3名様から使用感などをフィードバックしていただき、商品化を目指していきます」と意気込んでいます。

ここまでで、耳を守りマッチョの趣旨はよくわかりましたね。最後に、「このマッチョは何?ていうか誰?」と不審に感じていらっしゃるであろう皆さんの疑問にお答えします。モデルは強いて言うなら(本人談)斉藤さんご自身。筋トレ好きとして、理想の姿を反映しているそうです。

蛇足ながら、お手もとに耳を守りマッチョがない場合は、輪ゴムやクリップでも代用できます。もちろん耳を守りマッチョがあるに越したことはないのは言うまでもありませんが。

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