風が気持ちのいい季節。外出自粛で外にピクニックに行けないなら、自宅のベランダやテラスでお弁当を広げるだけでも、非日常なランチタイムが楽しめます。かわいらしいデコ弁があれば、子供もきっと大喜び!巣ごもり生活に疲れたパパママの気分転換にもなりますよ。
不器用ママも貼るだけ
ピクニックの醍醐味と言えば、外で食べるお弁当。せっかくなら、子供が喜びそうなデコ弁を作ってあげたいものです。とはいえ、海苔を細かく切り貼りするような凝ったデコ弁は、不器用ママにはハードルが高いもの…。
そこで便利なのが、貼るだけでデコ弁が完成する「食べられるアート」というでんぷんフィルム。絵柄に合わせてハサミでカットし、食材に貼り付けるだけで簡単に食材をデコレーションできます。
バリエーションは全18種類で、動物や乗り物、フェイス柄などのほか、サンリオやスヌーピーなどのキャラクター絵柄も。ゆで卵やおにぎりのように、表面に水分がある食材はもちろんのこと、クッキーやサンドイッチといった表面が乾燥している食材にも貼ることができます。さらに、ビールやカフェラテの泡の上に貼れるドリンク用の商品も!思わず写真を撮りたくなるピクニックランチが簡単に用意できます。
上手に貼るポイントは、「ピンセット使用」「水分の多い食材は軽く水分を拭き取る」「乾燥した食材は少量の水・牛乳などを塗布する」の3つ。フィルムはでんぷん・寒天から作られ、食用インクでデザインされているので、もちろん口に入れても大丈夫。アレルゲン27品目が含まれないのも安心です。価格はオリジナルデザイン300円(税抜)、キャラクターデザイン360円(税抜)。全国の食品スーパーやLOFT、東急ハンズ、Amazonなどで購入できます。
「食べられるアート」を販売するフロンティア株式会社(大阪市)の井原博史社長は「毎日の食事に“食べられるアート”をプラスして、お子様と一緒におうち時間を楽しんでもらえれば。食事から、少しでも元気になってくれたらうれしいです。弊社のインスタグラムにもいろいろなアイデアをアップしていますので、参考にしてみてください」とコメント。
子供がより安心して楽しめるよう、今夏以降には台紙から剥がせるシールタイプに改良予定。「ピクニックのお弁当を一緒に作ろうか」と声をかければ、子供も喜んでお手伝いしてくれそうです。
ゴロ寝もできるピクニック空間
かわいらしいデコ弁が完成したら、早速、ベランダやテラスに出てみましょう。「屋根のない部屋」であるアウトドアリビングでのピクニックのメリットは、とにかく準備・片付けが楽なこと。コップや食器はもちろん、テーブルや椅子も部屋で使っているものを代用すればいいだけです。
ピクニック専門店「ピクニックスタイル」運営責任者の小幡亮さんは「ピクニックだからこうしなくては、などと難しく考えずに、場所を変えて食事をしようという感覚で気軽にアウトドアリビングを楽しんでもらえれば」と話します。
ホームセンターや100円ショップで手に入る断熱シートの上にピクニックシートを敷いてお弁当を広げれば、そこは立派なピクニック空間!座布団やクッションを持ち出せば、心地いい風を感じながらゴロ寝だって楽しめます。
小幡さんは、子供だけではなくパパママも楽しめるアイデアとして、「アウトドアリビングで楽しむワイン」を提案。アウトドア対応の耐久性の高いワイングラスや、グラス・ボトルを固定できるワインテーブルがあれば、子供が元気にはしゃいでいても安心してワインを堪能できます。
「巣ごもり生活の下では、ルーティン的な毎日をどこまで楽しめるかがポイントになると思う。アウトドアリビングでランチやワインを楽しむように、ほんの少し視点を変えれば、ステイホームの日々の中にも幸せを見つけられると思います」
縁側で過ごす文化があるように、日本人は本来、四季を楽しむのが上手な民族です。穏やかに晴れた晴天には、ぜひ初夏の心地いい風を浴びながら、ステイホームピクニックを楽しんでみては?
■食べられるアート公式サイト https://tabe-art.com/
■ピクニックグッズ専門店「ピクニックスタイル」 https://www.picnic-style.com/