「思わず二度見の胸元!?」正面を向いたときだけ勝ち組に…妄想Tシャツが大ウケ 作り手に聞いた

太田 浩子 太田 浩子

 「またアホなものを作りましたね、と言ってもらえるものを作り続けている」というクリエイティブスタジオ・エコードワークスの新作TシャツがSNSで話題になっています。そのTシャツは、グリッド模様の錯視効果によって「正面を向いたときだけ」胸元がふくらんで見えるという代物。横から見ると…あら不思議。

 ツイートのリプ欄には「サイドをとられないようにすればいいってことですね!!」「これは女性より男性が着る方が面白いと思うべ」「逆に巨乳を貧乳に見せるTシャツのほうが需要はありそう。」「これ欲しい!(男)」「私用?w」「良い!良い仕事してます!」「これは策士...!」「二度見必須の服か」とみなさん楽しまれている様子。

 予約開始から4日たった時点で、日本6割、アジア・ヨーロッパ・アメリカなどの海外から4割の注文がはいっているそう。フェイスブックの投稿には海外からのコメントがずらりとならび、国籍関係なく広くウケているようです。エコードワークスの代表で作り手の福澤貴之さんに聞きました。

 ──こちらは、リクエストがあって作られたものなんですか?

 弊所では、作り手である福澤自身があったら面白いと感じたものを制作しています。基本的に、マーケットやユーザーからニーズを汲み上げて企画・制作することはありません。

 ──ということは、要望のあった「胸が小さく見える」や「お腹が凹んで見える」Tシャツは作らないんですね。

 そうですね、「想像の斜め上を行くような発想」をものづくりの核としていますので、リクエストの出ているものをこれから開発するということについては、そこまでモチベーションを感じません。それよりも、ほかに作りたいものが多数ありますので!
 ちなみに「うっすらと筋肉が透けて見える」や「ウエストがくびれて見える」Tシャツはすでに発表済みです。

 ──そちらも斜め上を行っていますね! SNSで話題になりました。

 楽しんでいただけてなによりです。妄想マッピングTシャツと合わせてサロペットをコーディネートしていただくと、プリント部分がより効果的に映えることに最近気づきました!機会がありましたらぜひお試しください。

 「妄想マッピングTシャツ/ Illusion grid」は公式オンラインストアと、ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアにて現在予約受付中で、発送は4月中旬ごろの予定。価格は税込み3300円。2色・2サイズ展開です。

エコードワークス公式オンラインストア https://ekodworkstore.com/

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