関西でおなじみ「らいよんチャン」がコラボ「映え」な客室 京都のホテルに癒やしの空間 

高野 英明 高野 英明

 京都の旅を満喫した後は、らいよんチャンがあなたの疲れを癒やしてくれる-。JR京都駅前の好立地ながら天然温泉を売りにするホテル「京湯元 ハトヤ瑞鳳閣」(京都市下京区)が、MBSのマスコットキャラクター・らいよんチャンとコラボレーションした客室を4月1日にオープンさせる。伝統工芸の職人が手がけた和のしつらえと、らいよんチャンの愛くるしいイラストを融合させた「SNS映(ば)え」する部屋を前面に打ち出す。

 「ハトヤ」創業70年を記念した企画。全102室のうち角部屋2室(いずれも25・5平方メートル)を「らいよんチャンルーム」に改装する。

 「提灯(ちょうちん)の部屋」と銘打った客室は、赤を基調にしたデザインを採用。インテリアとして京提灯を室内に飾るほか、壁紙にらいよんチャンが花見や盆踊りといった四季の行事を楽しむ様子をあしらう。

 もう一つの「竹林の部屋」は、嵯峨野や嵐山の竹林をイメージした緑の壁紙で、「かぐや姫」の登場人物に見立てたらいよんチャンを描く。本物の竹も室内にしつらえる。

 豆皿や湯飲み、手ぬぐいなどのアメニティーグッズも、らいよんチャンをあしらったデザインを取り入れる予定だ。

 今回の企画は、長年のらいよんチャンファンという「ハトヤ」の岩井依子専務総支配人の発案で実現した。岩井専務は「創業70年という大事な年に、お客様への感謝の気持ちを伝えるのにふさわしい企画にしたかった」と思いを語り、「幅広い方々に利用してもらい、SNSで発信してほしい」と話している。

 2月19日から受け付けを開始。宿泊料金は1室2人利用、食事なしで消費税込み1万7600円から。入湯税と宿泊税は別。

 また、同時期に「ハトヤ」のキャラクター「はとピョン」をテーマにした客室も2室オープンさせる。1室2人利用、食事なしで消費税込み1万4300円から。

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