―めちゃくちゃイケメンですが…
「ええ。参考にさせてもらったのは、あの名古屋市の東山動植物園のシャバーニ君です。取材にも行きました。卒業制作にするに当たり、ゴリラの立体に普通に着色してしまうとありきたりな置物感が出てしまうと思ったので、着色はせず、プロジェクションマッピングにしました」
―確かに、映像なのに質感を感じます。で、最後にご実家に…。
「卒展で賞をとったりすると、美術館や区によって買い上げになることもあります。個人のコレクターが買われることはないですね。立体作品は置き所に困るのが難点で、結果、実家の庭になりました」
―驚かれませんでした?というか怒られるというか…
「運送会社の方には、めちゃくちゃ質問されました(笑)。ゴリラのことや大学のこと、将来のことなど。『本当の生き物を運んでいるような生命感を感じます』って言ってくれてました。両親は、卒展を見にきてくれていたのでそこまで驚いてませんが、兄には『キモ』と一言だけ言われました。近所の知らないおばあちゃんに驚かれたりしています(笑)」
とのことでした。そんな大友さんの夢は「自分の漫画がアニメ化されること」。ぜひ、漫画でもイケメンぶりを堪能してください!(ゴリラ、高校生らしいですが)