教えて!リンゴ姉さん いよいよ忘年会シーズン「パワハラにならない後輩の誘い方は?」

ハイヒール・リンゴのつぶやき

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 忘年会の季節です。職場のフォーマルなものに限らず、今年一年お疲れ様という思いを込めて、後輩を連れて飲みに行く―という人も少なくないのではないでしょうか。そういう席だからこそ、気兼ねなく話せることもあるはず。ただ「飲みにケーション」なんて言われていた時代は遠く過ぎ去り、今や無理な誘いは「パワハラ」とされかねないし、後輩の側も面と向かって断るのは角が立つ…と思っているかもしれません。今回は、そんなお悩みに、ハイヒール・リンゴが答えます。

≪お悩み≫

 後輩とちょこちょこ飲みに行っています。そこそこ仲が良いと思っているので、いきなり予定も聞かずに誘ったり、週に2、3回付き合わせたりすることも。でもこのご時世、誘い方や頻度を誤ると、嫌がられるどころか、パワハラになるのではないかと不安になってきました。注意点があれば教えて!

≪ハイヒール・リンゴの答え≫

 あらかじめLINEなどで「今日飲みに行かない?」などと聞いてみてはどうですか? LINEがなければ机にメモを置いてもいいと思います。

 私も目上の人からの誘いで一番困るのが「今日晩空いてる?」と聞かれること。「空いてたら何があるんだろう?」と思うとむげに断ることもできないし、食事だと思って行ったら、食事だけでなくお芝居もあった…などとなると、それなりの準備もしないといけないので戸惑ってしまいます。

 だから、何をしたくて誘っているのかを明確にすることは大切。例えば「今日晩時間ありますか?〇時から飲みに行きませんか?」とか「〇時ぐらいからごはんに行きませんか?途中参加OKですよ」とか、時間と内容を具体的に言ってあげた方がベターでしょう。

 もし後輩に予定があったときも、「急に誘ってごめん」「また声かけるね」ということを言っておけばより良いでしょうし、実は、これが一番大切なこと。私も先輩芸人さんにお誘い頂いたのに、あいにく先約があってお断りしたこともあります。でも、そんなとき、先輩が「いやいや急に誘ったのも悪かったわ。また行こな!」と言ってくださって、すごくホッとしたのを今でも覚えています。

 こういったことを一切気にしない人ならいいですが、気になるのなら事前に聞くべき。最近の若い子は「断ったら嫌われるのでは」「角が立つのでは」と感じて無理をする人もいるでしょうし、まずは断っても大丈夫な雰囲気を作ることが大切だと思います。それは社会人の「いろは」でもあるのでは?

 ≪結論≫誘いは事前に具体的に。何より「断りやすい雰囲気」づくりを心掛けて

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