女優・真琴つばさ「最近、猫語が理解できるんです」…わんぱく猫・アビィくんにあふれる“母の愛”

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 元宝塚歌劇団のトップスターで女優の真琴つばさの愛猫はアビシニアンのアビィくん(8歳・オス)。幼い頃から猫のいる環境で育った真琴が7年前、生後4カ月で迎えた猫です。アビィくんが8歳になった今も真琴は「子育て」の真っ最中。わんぱくで食いしん坊、表情豊かな“息子”へのあふれる“母の愛”を語ってくれました。

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 宝塚時代は飼えませんでしたが、小さい頃から家に猫がいました。アビィの前に10年飼っていた子は保護猫で、片目と歯がなくてエイズキャリアで…でもとってもお利口で。腕の中で命が消える瞬間を体験して。だから、アビィを迎えるのも1カ月悩んだんです。私は命を預けられて大丈夫なんだろうかと。

 7年前、生後4カ月で迎えたアビィには、味わうことがなかった「親」という体験をさせてもらっています。母性を勉強させてくれる存在です。

 ある時、海外公演のため友人に預けたのですが、初めてホームシックになりました。毎晩写真を見て「帰りたーい」と。「子どもを持つってこんな感じなの?」って自分でも驚きました。

 “猫あるある”ですが、譜面を見ていると、「今、そこ見てる」ってところに座るわけですよ。でも、彼をどけるのではなく受け入れる。子供が「ママ」って言ってきた時に、自分の時間を子供にかける時間に切り替えられるか-みたいな。人間の成長が試されます(笑)。

 まん丸い目も好きなんですけど、“赤ちゃん抱っこ”して腕の中で寝た時は「お母さんてこうなの?」って幸せで、愛おしいです。

 7歳の時は7キロ、8歳の今は8キロ。食い意地が張ってるんですよ。食べるためだったら…と芸をいくつか覚えました。

 最初に覚えたのは、机をトントン叩いておやつをもらうこと。カリカリが残っているのにわざわざ来てトントンするんです。片手にえさをいれて「どっち?」ってやると、ポンと叩く芸も。「ないときは?」って訊くと逆をポン。猫が悩む姿を初めて見ました。立ってるとテーブルの上に二本足で立って抱きついてきたり。どうしたらえさをもらえるかが分かってるんですよ。

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