BE KOBEに登っちゃダメ!!補修工事&注意喚起も「ゼロにはならない」

 このモニュメントは2017年4月に神戸市が設置。すぐさま訪れた人らがインスタなどSNSに続々と投稿、撮影待ちの列が途切れないほどの人気スポットとなった。ただ、高さは約2・4メートルあり、落下すれば非常に危険。加えて土足でよじ登ると、白い塗装は汚れやすい。足をかけやすい形状であることもあって、よじ登る人が続出し、当初の想定よりも、傷みも汚れも早かった。補修工事では文字の上部に厚みを持たせた上で、真っ白に塗り直した。

 8日には、同市中央区の「ポーアイしおさい公園」に新デザインのモニュメントも登場する。メリケンパークのものと対のコンセプトで「BE KOBE」が切り抜かれたようなデザイン。2つのモニュメントで神戸市内の回遊性を高めるのが狙いで、フォトスポットとしてさらに人気を集めそうだ。

 「今後もよりよく思いを伝えられる方法を探したい。モニュメントが壊れるのは悲しいですが、それ以上に登って落ちるなどしてケガをされる方が出るのだけは避けたい」

 「BE KOBE」の意味を知ってもらい、身も心も気持ち良く映えてもらうことを願っている。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース