BE KOBEに登っちゃダメ!!補修工事&注意喚起も「ゼロにはならない」

石川 真之 石川 真之

 インスタ映えスポットとして人気の神戸・メリケンパークのモニュメント「BE KOBE」。より“映える”ために登る人が後を絶たず、設置わずか2年の今年2月に補修工事が行われた。ところで、その後の来訪者のマナーは?間もなく夏休みシーズン。観光客のさらなる増加も見込まれ“登っちゃダメ”の周知に関係者も力が入る。

 構造的に人間が上に乗るのは想定外だったこのモニュメント。文字の接合部に亀裂が入ったため補修工事が必要となった。3月5日に再び解放されると、すぐさま順番待ちの列が途切れないほどに“復活”。管理する神戸市港湾局の担当者によると、現在は「どうしてもゼロにはなりませんが、登る人はかなり減ってはいます」という状況だ。

 実は、工事後にモニュメントの手前には、こんな看板が掲げられた。

市民が神戸市民であること誇りに思う気持ちを形にした大切なモニュメントです。
                          BE KOBE

 白い文字の下には、「登らない」「汚さない」「壊さない」というメッセージをピクトグラムで表現し、数カ国語の文字も小さく記した。そもそも「BE KOBE」とは、阪神・淡路大震災から20年を機に誕生した「神戸の魅力は人である」というシビックプライド。「大事な思いなんですよ、ということを、言葉の意味とともに知ってもらえたら」。担当者はそう話す。

 さらに地面には、おすすめのカメラポジションをイラストで数カ所描き、同様のピクトグラムも。登ってポーズを取ろうとする間に、撮影者がメッセージに気付いて、登るのを止めてくれるケースも増えているという。今ではモニュメントの左右に立ったり、手前に座っての撮影が新たな定番になりつつある。

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