初日の夜には参戦したフランス人、アメリカ人、中国人らとの国際交流パーティーも開催された。これはヨーロッパを中心に30年以上にわたって海外で武術、護身術の指導にあたっていた横山さんの人脈がいかされてのもの。「今回はフランスからでしたが、ブラジル、スペイン、イタリアからも来てくれている。国内外からの戦国ファンが集まることで日本文化が理解され、地域が活性化されることを願ってます」と横山さんは話す。
国内の参加者は非日常性を楽しみに来た様子。3割ほどが女性で京都から参加したOLは「会社でむしゃくしゃしたことがあり、それで応募しました。気分スッキリ」と笑顔で会場を後にした。
横山さんは来年1月に公開予定の話題作「映画刀剣乱舞」で実技指導するなど多方面で活躍中。多忙を極めるが、次回の「ガチ甲冑合戦」は来年5月、愛知県下を予定し、岡崎城が有力候補に挙がっている。