「『純米吟醸』は兵庫県産の『夢錦』が原材料です。こちらは5~10℃の低温度で発酵することで、白桃のようにフルーティで香り高いお酒に仕上げています。チョコレートなどの洋菓子にも、もちろん合いますよ」と坂井さん。軽やかでシンプル、かつ上品な米の味わいが外国の方々にも愛飲されているゆえんだ。
「純米原酒 コウノトリLabel」「純米吟醸」どちらもチョコレートとの相性は素晴らしいと聞き、さらに、それぞれのおすすめの飲み方を教えてもらった。
「『純米原酒 コウノトリLabel』の方はぬる燗にも適しています。先に酒を口に含んだ後、チョコレートを口に入れていただいて、ゆっくりと口内で溶けてゆくカカオの味わいと日本酒のマリアージュを楽しんでもらいたい。『純米吟醸』はぜひキリッと冷やして、ワイングラスのように香気をためる器に注ぎ、香りをじゅうぶん堪能した後に口に含んで爽やかなのど越しを味わってください。果物のような香りが口内に残るうちにチョコレートを食べていただいて、日本酒とカカオのハーモニーを感じていただけたら」
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また、生チョコレート発祥の店「シルスマリア」とコラボレートした「純米吟醸 福寿生チョコレート」が1月末から関東、関西の主要百貨店で発売される予定。とろけるような生チョコレートにまろやかな酒の香気が練り込まれた、大人向けのゴージャスな逸品。酒ますをイメージして作られたパッケージもシックで、毎年2月上旬には品切れになる人気商品だそう。あわせてチェックしたい。
▼「バレンタイン限定ボトル入り福寿 純米原酒 コウノトリLabel」500ml(1188円)、「福寿 純米吟醸」720ml(1728円)、「純米吟醸 福寿生チョコレート」16粒(1620円)価格は全て税込。
▼神戸酒心館:078(841)1121