寄付の「ボロボロ1億円」正体は?土に埋められた“訳あり現金”か…小川泰平氏が推測

小川 泰平 小川 泰平
愛媛県庁で報道陣に公開された匿名寄付の紙幣=14日(提供・共同通信社)
愛媛県庁で報道陣に公開された匿名寄付の紙幣=14日(提供・共同通信社)

 小川氏は「この寄付行為は確かに“いいこと”ですが、10年前か20年前か分からないが、その時に“何か”があり、その当時のことを知っている人物がいれば、『あの人の、あのお金はこういう金だ』と言ってくる可能性も推測される」と匿名の理由を推測した。

 さらに、同氏は「(常識的に考えて)“(正規に得た)きれいなお金”を土に埋めるのか?ということにもなる。当時、銀行に預けるとか、表に出せないお金であったのだろう。正規に働いたお金だとしても、例えば税金を払っていなかったお金とか…。時効を迎えて掘り出し、あの状態で銀行に持って行くと通報されて警察に任意で事情を聞かれるはず」と、銀行には持参せず、段ボールで送った背景を推理した。

 いずれにしても、事件性はクリアされており、寄付された紙幣のうち、日本銀行で交換できた分は県民のために活用される。

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