小学6年生の息子さんが、図工の授業で作った木の巣箱。文鳥のケージに入れてみると、いつの間にか入り口に“ドア”ができていました。なんと、文鳥がゴミ箱に捨てられていたお菓子の袋を、ドア代わりにしていたのです。袋は巣箱の入り口をふさぐように配置され、文鳥たちはくちばしや頭で押し上げたり、体で押しのけたりしながら出入りしていました。
この出来事を「DIYの才能が爆発してる」という言葉とともにX(旧Twitter)に投稿したのは、東京都羽村市に住むほうじろうさん(@taigasupark)。ドアに気づいたその日、2026年9月23日に投稿すると約12.9万回表示され、約3900件の「いいね」が付きました。その19分後に投稿した、ドアを閉めるところと出てくるところの動画は約18.2万回表示されています。
息子さんが食べたお菓子の袋が、巣箱の入り口の“ドア”に
巣箱は、息子さんが図工の授業で木材を使った工作をしたときに作ったものです。初めはケージの上に置いていましたが、文鳥たちが興味を示していたため、試しにケージの中に入れてみたといいます。
ドアに使われたのは、息子さんが食べていたお菓子の袋でした。
「息子が食べているときから狙っていたようで、ゴミ箱に捨てられたのを確認して持ち去ったようです」
ほうじろうさんが気づいたときには、ドアはすでに完成していました。巣箱を使っていた2羽のうち、どちらが作ったのかは分からないものの、「おそらく親のジョイの方だと思います」と話します。
袋は巣箱の内側に入り込むような形で取り付けられ、内側から外側へ向かって閉じるようになっていました。人が近づくとドアが閉じた状態になり、外からは中の様子が見えなくなっていました。
動画の投稿には「自分で閉めるところと出てくるところ」という言葉が添えられています。9月25日には「閉まってるところに戻るときは、暖簾みたいにくぐって帰ってくるの可愛すぎる」とも投稿しました。
「ちゃんと閉めて出てるー!!!」寄せられた声と、以前から見られた行動
動画の投稿には「ちゃんと閉めて出てるー!!!」「たまご抱いてるのでしょうか?」といった返信が寄せられました。引用した投稿にも「かしこすぎる」「ちょうど良い大きさ 笑ったわ」といった声が並びます。
文鳥を飼う人からは「これ意図してやってるの、文鳥やはり思った以上に賢いし器用ですね!我が家の1号も完成度は微妙ながらも似たようなことするので同じ意図と確信しました」という声も。ほうじろうさんはこの投稿に「文鳥の賢さと器用さ、ほんとに驚かされます」と返信しています。
実は文鳥たちには、以前から似た行動がありました。ティッシュやレシートなどをゴミ箱から持ち出し、ティッシュで入り口を隠すようなこともあったといいます。以前つぼ巣を置いていたときには「出入りが難しくなるほど、大量の紙を持ち帰って詰め込んでいたこともあります」。
ただ、ほうじろうさんはそれを、巣材として運んだ結果「たまたま入り口をふさいでいると思っていました」が、今回は違ったといいます。
「今回は明らかに扉として使われていたので、本当に賢いねと家族の間で話題になりました」
息子さんも「すごい」と驚いていたそうです。
投稿したのは「本来であればゴミになるはずのお菓子の袋を利用して、ドアを作ったことがとてもおもしろく、多くの方に見ていただきたいと思って」とのこと。文鳥を飼う人の間で知られるアカウントが「リポストしてくれたことで、一気に拡散された印象です」と振り返ります。
「我が家の文鳥たちを多くの方に見ていただき、その賢さやかわいらしさに興味を持っていただけたことを、とてもうれしく思いました」
ドアは1週間ほどで使われなくなり、巣箱は今ケージの外に
気になるのは、ドアのその後です。
「ドアは1週間ほどで使われなくなり、現在はなくなっています」
巣箱を使っていたのは、母のジョイ(3歳)と娘のヨツバ(1歳)。メス同士で発情して産卵し、当時は抱卵中でした。卵は無精卵だったといいます。ドアについて、ほうじろうさんは「中の様子を隠す目的で取り付けていたのかもしれません」と話します。
発情期が終わった今、巣箱はケージから出しています。
「巣箱を入れていると、メス同士であっても卵を産んでしまうことがあるため、それを避ける目的です」