石垣島で500キロ級のサメを解体する様子を撮影したYouTube動画が18万回再生を超えるなど、注目を集めている。
撮影したのは、沖縄で活動する登録者数125万人のYouTuber「ハイサイ探偵団」のリューマさんと、よったけさん。船に乗せられて港に到着したのは、腹がパンパンの巨大サメ。計測の迫力もさることながら、ふくれたお腹から幼魚が出てくる場面は衝撃的だ。
かわいそうにも見えるが、仕掛けを壊すなどサメによる漁業への被害は甚大。駆除されたサメは革製品やペットフードに生かす取り組みがされている。撮影当日の様子を、ハイサイ探偵団に聞いた。
――石垣島のサメ漁に参加した経緯は。
ハイサイ探偵団:沖縄県内でサメ革の財布やカバンを作っている金城立磨さんから、お誘いを受けたのがきっかけ。駆除されたサメの革を製品に活用するだけでなく、身はペットフードに、ヒレはフカヒレに加工できるような仕組みを、石垣島の漁師さんに提案しています。今回は、その取り組みを撮影させていただきました。
――計測について。
ハイサイ探偵団:全長443センチ・491キロと計測された瞬間、みんなから「オーッ!」という歓声が上がりました。特に大きなサメの計測では、全員が聞き耳を立てて、計測結果の発表を待っている様子が印象的でした。
――お腹から幼魚が出てきた瞬間、感じたことは。
ハイサイ探偵団:何より数に驚きました!出てきたのは10~20匹ほど。一度にこれだけの数が生まれるのかと。幼魚は、現場に来ていたサメの研究者の方が持ち帰りました。
――その他の部位について。
ハイサイ探偵団:サメの歯は、想像以上にみんなが欲しがっていました。現場では「俺のもの!」「私のもの!」と、我先に確保しようとする様子がおもしろかったです。
一方で、歯をあごごと切り離す作業は、見た目以上に大変。カッターやノコギリが必要で、苦労しました。皮はオブジェになり、現在ハイサイ探偵団が運営する「海鮮居酒屋ハイサイ丸」(沖縄県うるま市)に飾っています!
――漁師さんが困るサメ被害について。
ハイサイ探偵団:サメに仕掛けを壊されること。莫大なお金がかかるだけでなく、時間と手間がかかります。何百メートルもの長さの仕掛けが壊されると、漁は台なし。また最初から、仕掛けを作り直す必要があります。
サメの駆除自体は以前から毎年行われていましたが、駆除した後の活用に困っていたと聞いています。革を製品に、身をペットフードに、ヒレをフカヒレにするという循環を作り上げた取り組みは、今後の沖縄の漁業を支えると考えています。
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動画には「きれいに身をさばいていて感動」「NHKでは見られないサメの衝撃映像」「肝臓もでかい!」などの反響が寄せられた。
巨大サメの解体には、漁を守るための理由と、その命を余さず生かす仕組みがあった。「海鮮居酒屋ハイサイ丸」に飾られている巨大鮫の皮のオブジェも要注目だ。
▽ハイサイ探偵団 YouTube
https://www.youtube.com/@haisai_tanteidan