次々と新作が登場するスマートフォンのゲーム。みなさんは何を基準に「遊んでみよう」と判断しますか。ゲームメディア『神ゲー攻略』などを運営する株式会社Lighthouse Studio(東京都港区)が実施した「スマホゲームのダウンロード(新規獲得)」に関する意識調査によると、新しく遊ぶスマホゲームを知るきっかけ(情報源)は「ストアのランキング・おすすめ」が最多となった一方、「アプリのデータ容量が大きすぎる」ことを理由にダウンロードをやめた経験がある人が約半数にのぼることがわかりました。
調査は、全国のゲームユーザー300人を対象として、2026年4月にインターネットで実施されました。
まず、「新しく遊ぶスマホゲームを知るきっかけ(情報源)」を尋ねたところ、「ストアのランキングやおすすめ」(34.0%)、「配信サイトでのゲーム実況・配信」(22.3%)、「YouTubeやWebサイトの動画広告」(16.4%)が上位に挙がりました。
また、「最も信頼しているゲームの評価基準」については、「ストアの評価・レビュー」(31.3%)や「一般ゲーマーの口コミ・本音」(20.7%)のほか、「誰の評価も信じず、自分の直感を信じる」(26.7%)という意見も見られました。
では、実際に「ダウンロードしよう」と決断するポイントは何なのでしょうか。調査の結果、「手動操作のやりごたえが面白そうだから」(30.7%)、「映像が美しく、オートで快適に進むから」(26.0%)など、ストアでの評価だけでなく、実際にどのように遊ぶゲームなのか、その「プレイ感」がダウンロードの判断材料になっています。
一方、App StoreやGoogle Playなどの「★の数(総合評価)の信用度」については、約4人に3人が「信用している」(73.7%)と回答。
「ストアのレビュー欄を見る際に、特にチェックする項目」としては、「動作の安定性」(48.0%)、「★1をつけたユーザーの意見」(40.0%)、「ガチャの排出率や課金圧に関する意見」(31.7%)が上位となり、単純に★の平均点を見るだけでなく、「実際にゲームが正常に動くのか」「課金しないと遊びにくいのか」「運営の対応はどうなのか」といった具体的な部分を確認しているユーザーが多いようです。
そこで、「全く知らない新作ゲームをダウンロードする際、ストアの評価が★いくつ以下だとためらいますか」と聞いたところ、「★3.0未満」(32.7%)が最多に。
次に、「ゲーム実況者やVTuberの配信を見て、『自分もこのゲームをやってみたい』と思う最大の理由」を聞いたところ、「プレイ映像を見て、ゲームの良さを知れるから」(31.3%)、「楽しそうにプレイしている熱量が伝わるから」(23.0%)が上位に挙がった一方、「実況を見てダウンロードすることはない」(19.7%)という意見も見られました。
また、「配信者が企業から案件として依頼された『PR配信(プロモーション)』であることを明言している場合のダウンロード意欲」については、「PR案件でも、面白そうならダウンロードする」が34.0%、「PR案件だと、少しダウンロードをためらう」が30.7%、「PR配信自体を見ない」が24.0%、「PR案件は、面白そうでもダウンロードしない」が11.3%となり、PR案件であることだけで一律に敬遠されるわけではなく、最終的には「面白そうかどうか」が判断材料になっていることがうかがえます。
一方で、ゲーム実況が必ずしもダウンロードにつながるとは限りません。ゲーム実況を見たことで、「自分でプレイした気になり、満足してしまってダウンロードしなかった」とした人は62.0%となり、ゲーム実況はゲームの魅力を伝える一方、動画を見ることで「遊んだ気分」になり、実際にダウンロードをしなくなるケースも少なくないようです。
YouTubeなどで頻繁に流れる「スマホゲームの動画広告」については、「基本的にはスキップする」(49.3%)が約半数となり、「しつこい広告を見ると、そのゲームが嫌いになる」(29.7%)という意見が挙がっています。
ゲームに興味を持ち、ストアページまで訪れたものの、ダウンロードをやめてしまうこともあります。
その原因としては、「データ容量が大きすぎる」(50.3%)、「不自然な高評価レビューばかりが並んでいる」(33.7%)、「ゲームの雰囲気がストア上でわからない」(28.7%)が上位となり、せっかく興味を持っても、アプリ容量の大きさが大きなダウンロードの壁になっていることがうかがえました。
また、「推しの配信者がやっていたから」という理由で始めたスマホゲームについては、「最初からお試し感覚でダウンロードしている」(33.3%)が最多となり、配信者がきっかけになっても、そのゲームを長く遊び続けるかどうかは別問題である様子が見てとれました。
最後に、「スマホゲームをアンインストールする最大の理由」を聞いたところ、「飽きた、または他に面白いゲームを見つけた時」(28.7%)、「毎日やるべき日課が面倒になった時」(22.0%)、「無課金では勝てない壁にぶつかった時」(21.0%)など、面白さが続かなかったり、毎日のプレイが負担になったりすると、アンインストールにつながることが分かりました。