tl_bnr_land

「親の人生、意外と知らない」約4人に3人が実感 今だから聞きたいことはなに?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

親子で日常的に会話をしていても、親がこれまでどんな人生を歩み、何を大切にしてきたのかを詳しく知る機会は、意外と少ないものです。三和物産株式会社(石川県金沢市)が実施した「親の人生を知る機会」に関する実態調査によると、約4人に3人が「親の人生について知らないことが多い」と回答し、「知りたいけれど、なかなか聞くきっかけがない」という、親子の距離感が浮かび上がりました。

調査は、親世代が存命である全国の10~60代の男女509人を対象として、2026年8月にインターネットで実施されました。

まず、「親の人生について知らないことが多いと思いますか」と聞いたところ、約4人に3人が「知りたいと思う」(76.4%)と回答しました。

一方、「親の人生についてもっと知りたいと思いますか」という質問に対して、「思う」とした人は45.0%となり、親への関心がないというよりも、普段の会話では「親の人生そのもの」を聞く機会が少ないことが背景にあることがうかがえました。

では、実際に親へ聞いてみたいことは何なのでしょうか。

最も多かったのは、「人生で一番幸せだった出来事」(26.9%)で、以下「一番大切にしていること」(23.2%)、「人生最大の後悔」(12.2%)が続き、親がどんなときに幸せを感じたのか、何を大切にして生きてきたのかといった、親の人生における「価値観」や「思い出」を挙げる声が見られました。

興味深いのが、親について「知らない」と答えた項目です。

最も多かったのは「人生最大の後悔」(82.1%)。さらに、「人生で一番幸せだった出来事」(74.9%)や「一番大切にしていること」(71.8%)も7割を超えました。

普段の親子の会話では、好きな食べ物など身近な情報は知っていても、人生観や大切な思い出、後悔といった深い部分までは、なかなか話題にならないことが分かります。

続いて、「親の人生について話すきっかけ」について尋ねたところ、「お盆や年末年始などの帰省」(10.6%)や「親の病気や入院」(8.1%)が挙がったものの、最も多かったのは「今のところ特にきっかけはない」(60.7%)でした。

一方で、「話す機会が少ない理由」としては、「今さら聞くのは気恥ずかしい」(20.8%)、「親の人生について知る必要性を感じない」(20.4%)、「話の切り出し方が分からない」(19.8%)といった意見が挙がり、「もっと知りたい」という気持ちがあっても、改まって聞くのは照れくさい、そんな親子の心理がうかがえます。

最後に、「親の人生を知ることが自分自身の人生にも役立つと思いますか」と聞いたところ、54.2%が「役立つと思う」と回答しました。

親が経験してきた喜びや苦労、選択、後悔などを知ることは、単に親を理解するだけでなく、自分自身の生き方を考えるきっかけにもなるのかもしれません。

普段は聞くことのない親の思い出や価値観。家族が集まる機会があれば、いつもとは少し違う会話をしてみるのもよさそうです。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース