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お盆明けは介護相談が3割増加 帰省時に確認したい「離れて暮らす親の異変」チェックポイントは?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

お盆の時期は、離れて暮らす親と久しぶりに顔を合わせる貴重な機会です。電話やメールだけでは気づかない「親の心身の変化」に接するタイミングでもあります。株式会社LIFULL senior(東京都千代田区)が運営する老人ホーム・介護施設検索サイト『LIFULL 介護』が実施した「帰省時の親の衰え・違和感についての意識調査」によると、帰省時に親の衰えや違和感を実感している人が7割を超える一方で、多くの人が具体的な対策を後回しにしている実態が浮き彫りになりました。

調査は、別居している親と直近の帰省などで対面で会った30〜60代の男女650人を対象として、2026年6月にインターネットで実施されました。

同サイトのデータによると、例年お盆休みが明けた直後から老人ホームへの問い合わせ数が急増するといいます。

8月10日~16日のお盆期間中の問い合わせ件数を基準(100%)とすると、その翌々週(8月24日~30日)には128.8%と約30%も増加。普段は離れて暮らす家族が帰省時に対面で接したことで親の介護の必要性を認識し、本格的な施設探しを開始するケースが多いようです。

また、別居する親と帰省などで会った際に「親の衰えや違和感を感じた」とした人は全体の74.2%にのぼりました。

具体的には「歩行・運動機能について」(68.0%)や「記憶・認知機能について」(51.7%)といった歩き方のフラつきや物忘れ・会話の噛み合わなさなど、日常のふとした仕草に異変感じていることがわかりました。

そこで、「親の異変に気づいた後の行動」について尋ねたところ、「体調や生活の様子を詳しく聞いた」(33.8%)や「連絡や訪問の頻度を増やした」(19.5%)が上位に挙がったものの、最も多かったのは「特に何もせず、様子を見ることにした」(39.6%)でした。

「様子見を選んだ理由」としては、「まだ対策が必要な段階ではないと思った」(43.2%)が最多となった一方、「指摘しても拒絶されると思った」(12.6%)や「親のプライドを傷つけると思った」(12.1%)など、親への配慮や気まずさから一歩を踏み出せないケースも一定数存在することが明らかとなりました。

このような調査結果を踏まえて同サイトは、「『部屋が片づかなくなった』『歩き方が不安定になった』『会話の受け答えに違和感がある』といった変化を見過ごしているうちに、機能低下が進んでしまいます」と指摘。

また、「直接『衰えたね』と指摘すると親御さんが意固地になることもあるため、日頃から労わりの言葉をかけ信頼関係を保ちながら、早めに地域包括支援センターや医療機関、施設入居などの選択肢を確認しておくことが大切です」とコメントしています。

お盆の帰省時に要チェック!『親の衰えチェックポイント』

同サイトでは、親がどのような状態になっていたら介護サービスや老人ホーム入居を検討し始めるべきなのか、その基準となるチェックポイントを作成。帰省時にこのチェックポイントを参考に親の様子を確認すると良いとしています。

ただし、これらの項目に複数当てはまる場合でも、すぐに老人ホームの入居を決める必要はありません。「まだ大丈夫」と様子を見るだけでなく、まずは地域包括支援センターや医療機関に相談し、在宅介護サービスで支えられるのか、将来的に施設入居も視野に入れるべきかを早めに確認しておくことが大切です。

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