「こんな場所にいたら危ない…」
交通量の多い国道沿いで、ひとりぼっちで鳴いていた子猫を保護した様子がInstagramに投稿され、多くの人の心を動かしました。
投稿したのは、千葉県で保護猫活動を行う「コア」さん(@koa852)。投稿には「保護してくださりありがとうございます」「この保護がひとつの命を繋ぎました」「早く元気になって幸せになってほしいです」など、温かいコメントが数多く寄せられています。
国道脇の土手で見つけた小さな命 診断は「右股関節脱臼」
保護されたのは、推定2カ月ほどの女の子。コアさんが見つけたのは、交通量の非常に多い国道脇の土手でした。草むらを歩く小さな子猫は、このままでは道路へ飛び出してしまいかねない危険な状況だったといいます。
近くに母猫や兄妹の姿はなく、はぐれてしまったのか、それとも人に捨てられてしまったのか…その理由は分かりません。
「ただ、この子を無事に保護できたことは本当に良かったと思っています」
保護後すぐに動物病院へ搬送すると、重度の脱水と貧血で衰弱しており、お尻は尿で濡れた状態。歩くことはできるものの、右後ろ足を引きずるように歩いていました。
体調が回復してからレントゲン検査を受けた結果、「右股関節脱臼」と診断されました。
現在は痛みもなく元気いっぱいに走り回っているため経過観察となっていますが、今後痛みが出た場合には骨頭切除手術を検討する予定だそうです。
獣医師からは、下半身の症状は交通事故などによる外傷の可能性が高いと説明を受けたといいます。コアさんは「人為的なものでないことを願うばかりです」と話します。
「本当の家族のように」グレーママ一家の仲間入り 新しい家族を募集中
保護当初は衰弱していた子猫ですが、少しずつ体力を取り戻し、「姫子(ひめこ)ちゃん」という仮の名前をもらいました。
その後、地域で保護した母猫と子猫たちで暮らす「グレーママ一家」と対面。
最初は警戒していたものの、少しずつ距離が縮まり、今では一緒に遊び、一緒に眠るほど仲良しになったそうです。
「グレーママ一家は、地域で保護したお母さん猫と子猫たちです。(実際は3兄妹と保護した子猫1匹ですが、今では本当の家族のように過ごしているという)」
現在も右足の脱臼は経過観察が必要ですが、姫子ちゃんは毎日元気に遊びながら過ごしています。
コアさんは、「右足の脱臼については今後も見守る必要がありますが、この子の状態をご理解いただき、生涯大切に育ててくださるおうちとのご縁を願っています」と話しています。
国道脇でひとりぼっちだった小さな命は、多くの人の優しさにつながれ、新しい家族との出会いを待っています。