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【漫画】大学卒業までは同じだったのに… 同級生と格差生じ将来が不安 30代を襲う「クォーターライフクライシス」

沼田 絵美 沼田 絵美

「人生の約4分の1が過ぎるタイミング、20代後半~30代前半に今の自分の生き方や今後のキャリアについて不安や焦りを強く感じる危機感」を「クォーターライフクライシス」と言います。今回はそんな「クォーターライフクライシス」を感じているみなさんに、そのきっかけについてお話を伺ってきました。

ふと気がつく「同じ位と思っていた友達との大きな差」

Aさん(関東在住、20代、販売スタッフ)は大学卒業後、大好きなメイクに関わりたくて百貨店に入る化粧品メーカーの美容部員として働いています。同じ女子大を卒業した友人たちも、自宅から通える範囲の会社で事務職や販売職として無事就職できた子がほとんど。今でも年に数回集まっておしゃべりをする仲が続いています。

同じような初任給で、同じような生活スタイルを送っている友人たちとは今でも金銭感覚や生活水準は同じくらい…となんとなく考えていたAさんでしたが、卒業して数年が経った頃から「ひょっとして他のみんなの方より、私って生活レベル低いかも知れない…」と感じることが増えてきたそうです。

卒業して3年ほど経つと、1人、2人と周囲が結婚し始めたり、転職したりといった「変化」が起こるようになりました。SNSを通じて知る持ち物や休みの日の遊び方、集まる時のお店選び、普段利用している美容院やネイルサロン、コスメなど、だんだんと差がついていったそうです。

「今、会社の年代別の平均年収がわかるサイトあるじゃないですか。転職した子や結婚した子の旦那さんの会社のこと、調べちゃったんです。そうしたら、自分が100万円単位で他のみんなより年収が低いことに気がついちゃいました。人によっては倍くらい違うんですよ。同じ大学行ってて、ずっと同じ位と思ってた子たちと数年でこんなに差がついちゃったのかってホントショックでした。私も転職しようと思っても、他の会社も美容部員ってあんまりお給料変わらないんですよね…仕事は好きなだけに、悩みます」

昔なら「はっきりとはわからなかったこと」も簡単に知ることができることができるようになって、悩みも深くなってしまうのかもしれませんね。

「まずは営業から」いつまで営業やってたらやりたい職種に異動できるの?

Bさん(関西在住、20代、営業)は新卒で入社した会社で営業職に配属され、5年間目標達成を続け実績を重ねています。そんなBさんですが、学生時代からの希望職種は商品企画やマーケティングに携わることでした。

「総合職採用なので、商品を知るためにも最初は営業に配属になる、適性と希望で異動できるから、まずは1~2年頑張って!と人事に説明されて一生懸命やってきましたが、もう入社して6年目ですし、知っている先輩で希望通り異動できたという話もあまり聞けなくて…ゼロではないんですけど、あんまりいない、って感じです。本社配属じゃないので、余計によくわからなくて。半年に一度の面談で質問しても上司には『タイミングがあるから』としか言われないし、でも未経験でそんな職種に転職できないですよね?いや、あるんですけど年収は大幅ダウンなんです。本当にどうしようか悩んでます」

総合職採用の「あるある」ですが、ライフクライシスの大きな原因になりそうですね。

企業の4割以上が従業員向けの支援を実施

株式会社マイナビの「マイナビ 正社員のクォーターライフクライシス※調査2026年」によると、25~34歳正社員の約半数である49.5%が「クォーターライフクライシス」の状態であると回答しています。

それに対して企業側も従業員に対する支援を実施している企業が4割を超えるなど、若年層の悩みに対応するニーズはこれからも増えていきそうです。

【参考】
▽株式会社マイナビ|マイナビ 正社員のクォーターライフクライシス調査2026年」
https://www.mynavi.jp/news/2026/04/post_53077.html

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