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「本は買うだけでいい」京極夏彦さんの言葉に共感した女性→リビングの本棚に140冊を積読 「家に自分だけの本屋さん」

山岡 もと子 山岡 もと子

小説家・京極夏彦さんの「本は買うだけでいい」という言葉を紹介したX投稿が、注目を集めています。140冊の積読を抱える投稿者「しろ。読書(@mashiro_book)」さんに話を聞きました。

「本は買うだけでいい。読もうが読むまいが、いいと思った本を手元に置いておくだけで人生は豊かになる」。

これは、推理小説を数多く手がける京極夏彦さんが、過去のインタビューで残した言葉です。この言葉に「しろ。読書」さんは、「とても分かる。積読は良いこと」とつづりました。“積読(つんどく)”とは、買ったまま読んでいない本が積み重ねられた状態をいいます。

この投稿は170万回以上表示され、大きな話題となりました。コメント欄には「積読はお守りのようなもので、家にあるだけで安心しますよね」「本を買うと安心しちゃうんですよね。“いつでも読める”みたいな」など、共感の声が並んでいます。

さらに、「紙の本って文化だと思う」「これは本当にそう思います。電子書籍では味わえないぜいたく」など、紙の本を持つ魅力を語る人もいました。

「しろ。読書」さんの積読はリビングの本棚に…140冊!

「しろ。読書」さんは、SNSで見かけた言葉が心に残り、調べていくうちに京極夏彦さんの発言を紹介する記事にたどり着いたそうです。積読はリビングの本棚に並んでいるといい、家に本があるだけで安心できるため、その言葉に共感したとのこと。

「家に自分だけの本屋さんを置いているような感覚で、この本を読めるまでは元気でいなきゃと思えます」

数多くの本を所有する「しろ。読書」さんが本を買うときのルールは、「地元の本屋さんで買うこと」。書店が減少傾向にあるというニュースを知り、貢献したいと思ったそうです。

紙の本ならではの良さについても、こう話します。

「紙の方が記憶に残りやすいと聞いたことがあります。あと何ページか分かりやすいうえ、没入しやすく、ページをめくれば気になったところへすぐ戻れるところが好きです。より読書体験が豊かになると考えています」

読書をしようと本を買っても、なかなか時間が取れない人も多いのではないでしょうか。月に20冊ほど読むという「しろ。読書」さんは、就寝前や移動中に読むことが多いといいます。日々の生活に読書時間を組み込めているのは、アプリを活用しているからだと教えてくれました。

「読んでいる時間をタイマーで測り、読み終わったときにページ数を入れることで、その本をすべて読み終えるまでの時間を計算してくれるアプリを活用しています。その結果をもとに、読書時間を予定に組み込んでいます」

そんな「しろ。読書」さんが考える読書の魅力は、「自分の世界に没頭できること」。

「何か1つに集中することは、スマホで動画を見ながら作業するような人が多い現代では、なかなかできない気がします。また、読書をしている自分が好きだと思えることも、読書が好きな理由です。そして何より、人間は1つの人生しか生きられませんが、本を通して何人もの人生を生きられるところが好きです」

話題になった投稿への反響には、目を通したという「しろ。読書」さん。自身の本を買うスピードが読むスピードより速いため、「本は読まないと意味がない」との意見が、心に刺さったと話します。読書習慣を身につけたい人や、久しぶりに本を読んでみたい人に向けては、こんなメッセージを寄せてくれました。

「読書の世界は本当に楽しいです。私も28歳から読書にハマったので、大人になってからの趣味としてもおすすめです」

ささいな工夫で、日々の生活に「自分以外の人生を生きられる時間」が生まれるかもしれませんね。

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