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主人公・トキと同じ境遇「ばけばけ」方言指導の島根出身俳優、ドラマ舞台裏を語る 「完璧だがん」家族に褒められた一方、SNSでは?

山陰中央新報社 山陰中央新報社

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で方言指導を担当した島根県松江市出身の俳優、松島彩さんのトークライブが、松江市内の公民館であった。人気ドラマの舞台裏を明かしたほか、小泉セツ著「思ひ出の記」の朗読も披露した。

松島さんは父が松江市出身、母が出雲市出身で、主人公の松野トキと同じ境遇だったことから、家庭で聞き慣れた方言を取り入れたことを紹介。祖母からも出雲弁を教わり、放送を見た家族からは「『完璧だがん』とほめられた」と笑いを誘った。

しかし、初回の放送を終えた直後には、交流サイト(SNS)で方言に関して厳しく評価する書き込みを見て、「出雲弁の難しさと、視聴者が作品の細部まで注目していることを実感した」と振り返った。

方言指導を含め、ドラマのモデルになったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にまつわる活動を通し「多くの出会いに恵まれ、八雲が人生を肯定してくれる気がする」と強調した。

後半には「思ひ出の記」をギターの音色に合わせて朗読。セツと八雲の会話を感情豊かに表現した。セツの思いを解釈して作ったオリジナルソングも披露した。会場では93人の来場者が聞き入り、松島さんは「来場者が相づちを打ちながら聞いてくれてうれしかった」と笑顔を見せた。

松島さんは5月下旬、ドラマのシーンを網羅する画集をハーベスト出版から発売。タイトルは「さんぽ、しましょうか。『ばけばけ』を愛する人たちへ」。宍道湖やしじみ汁など143枚を印象的なせりふとともに描いた。

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