楽しみにしていたお盆休み。でも、実家や義実家から帰ってくると「なんだか日常以上に疲れた…」と感じた経験はありませんか。株式会社渕上ファインズ(福岡県福岡市)が運営する『ウェディングドレスショップJUNO』が実施した「お盆休みの帰省に対する夫婦の意識」に関する調査によると、既婚女性の半数以上が「帰省は日常より疲れる」と回答したことが分かりました。なぜこんなにも夫婦間で温度差が生まれてしまうのか、調査から見えてきたリアルと解決のヒントを探ります。
調査は、お盆休みに実家・義実家へ帰省したことがある20代〜50代の既婚男女438人(男性218人、女性220人)を対象として、2026年6月にインターネットで実施されました。
まず、「今年のお盆休みに、自身または配偶者の実家へ帰省する予定」について尋ねたところ、全体の59.0%が「帰省する予定がある」と回答しました。
男女別で見ると、男性は「双方の実家へ帰省する予定」(27.5%)、女性では「自分の実家へ帰省する予定」(26.8%)がそれぞれ最多となり、男女で帰省先の予定に違いがあることが分かりました。
また、「お盆休みの帰省は、日常と比べて疲れる」とした人は全体の46.4%。これを男女別で見ると、男性の36.2%に対して、女性では56.4%と負担感の差がより鮮明になりました。
自身の地元へ戻る安心感からリフレッシュしやすい夫側に対し、妻側は異環境での対応や準備などの負担を感じやすい構造が浮き彫りとなりました。
一方で、「配偶者にとって帰省は疲れる時間になっていると思いますか」という質問に対しては、男女ともに4割以上(男性40.9%、女性46.3%、全体43.6%)が「相手も疲れているだろう」と認識していることが分かりました。
お互いに「相手に負担がかかっている」とうっすら感じつつも、帰省中の役割分担や環境の配慮が不十分なまま過ごしてしまうケースが多いと考えられます。
「帰省中に負担や疲労を感じる具体的な場面」としては、「義実家や親族への気遣いによる精神的疲労」(42.5%)や「自宅と異なる環境による睡眠不足やプライベート空間のなさ」(31.3%)に回答が集まりました。
男性では「気遣い」(35.3%)が最多だったものの、「特に負担は感じない」(29.8%)という意見もみられた一方、女性では「気遣い」(49.6%)、「住環境の違い」(37.3%)、「事前の荷造りやお土産選びなどの準備」(29.1%)といった女性に頼られがちな負担が挙げられ、共働きが一般化した現代においても、お盆の帰省においては従来の慣習や役割分担による負担が妻側に偏りやすい実態が明らかになりました。
せっかくの休日を夫婦・家族にとって心地よい時間にするためには、事前の荷造りやスケジュール調整を分担したり、滞在先で一人の時間・家族だけの時間を確保したりするなど、お互いに気を使い合える関係づくりと対話が重要といえそうです。