2026年を迎え、夫婦関係やパートナーとの距離感を振り返りたいと感じている人もいるのではないでしょうか。昨年話題を集めた「夫婦の営み」に関する調査を、あらためて紹介します。調査では、セックスレスをめぐる浮気・不倫への評価や、実際に起きた場合の対応について、男女や年代による考え方の違いが浮かび上がりました。
この調査は、株式会社リンクス(東京都港区)が実施したものです。同社が運営する既婚者向けマッチングアプリ『既婚者クラブ』の20~59歳のユーザー3000人(男性1471人、女性1529人)を対象に、2025年3月、インターネットで行われました。年代別の内訳は、20代150人、30代558人、40代970人、50代1322人です。
レス時の浮気・不倫、どう思う?
調査によると、セックスレス時の浮気・不倫について、「良くはないが仕方ない」と考える肯定派と、「絶対にしてはいけない」とする否定派が拮抗していることがわかりました。
「現在、夫婦の営みがある」は46.53%、「ない」は53.47%となり、年代別では年齢が上がるほど「営みがない」と答える割合が増える傾向が見られました。
「営みがない」と答えた1604人(男性727人、女性877人)に性欲の解消法を尋ねたところ、男性は「自己処理」(435人)が最多だった一方、女性は「そもそも性欲がわかない」(701人)が最多となり、男女差が顕著に表れました。
「浮気・不倫」以外の解消法を選んだ1573人(男性705人、女性868人)に、セックスレス状態で浮気・不倫をすることへの考えを聞いたところ、男性では「良くはないが仕方ないと思う」(男性187人、女性190人)が最多でした。一方、女性では「絶対にしてはいけないと思う」(同158人、同206人)が最多となりました。
そのほか、「まったく問題ないと思う」「話し合うべきだと思う」「浮気・不倫せず離婚すれば良い」といった選択肢でも、女性の回答数が男性を上回っています。
年代別では、「絶対にしてはいけない」は30代が最多となった一方、「仕方ない」「問題ない」は年代が上がるにつれて回答率が上昇し、若い世代ほど不倫を許容しない傾向が見られました。
実際にレスが原因で配偶者が浮気・不倫したら…
セックスレスが原因で配偶者が浮気・不倫した場合の対応についても調査が行われました。その結果、男性では「離婚する」、女性では「条件をつけて許す」がそれぞれ最多となりました。
「夫婦の営み」がなく、浮気・不倫以外の解消手段を選んだ男性705人、女性868人のうち、「セックスレスを解消したい」と答えた割合は、男性が34.89%、女性が12.79%でした。一方、「解消したくない」は男性65.11%、女性87.21%となり、こちらも男女差が大きく表れています。
「セックスレスが原因で喧嘩をしたことがある」と答えた人は、男性17.73%、女性11.98%で、男性のほうがやや高い結果でした。
一方、「セックスレスが原因での夫婦喧嘩はない」と答えた男性580人、女性764人に「配偶者が浮気・不倫したらどうするか」を聞いたところ、「離婚する」(男性35.86%、女性30.89%)、「条件をつけて許す」(同31.55%、同40.58%)、「自分も浮気する」(同18.1%、同9.82%)が上位となりました。
自由記述では、「まず話し合う」「状況次第で判断」「病気など事情があれば責められない」「家計に影響しないなら容認」「許さないが離婚はしない」「逆にレス解消になるかも」など、一律には判断できないという声が多く寄せられました。