親しい相手には「言わなくても分かるはず」とつい思ってしまった経験がないでしょうか。家族やパートナーとの関係が長くなるほど、その思い込みがすれ違いを生んでしまうこともあります。そんな「思いやり」の本当の意味について描いたB.B軍曹さんの『思いやりがなくなる本当の理由』がInstagramに投稿されました。
それは作者と夫がペットショップを訪れたときのことです。店員さんに「抱っこしますか?」と声を掛けられ、作者は「抱っこしたら帰れなくなる」と警戒します。しかし夫は店員さんの提案に従い、あっさりと子犬を抱っこするのでした。子犬の魅力に憑りつかれた2人は、この子を家に連れて帰ることにし、『ろせつ』と名付けました。
新しい家族を迎えて2週間ほど経ったころ、作者はある変化に気づきます。それは、夫婦の間で小さな言い争いがほとんどなくなったことでした。不思議に思って理由を尋ねると、夫は「ろせつのおかげで、夫婦がお互いに甘えていたことに気づけたからかもね」と話します。
たとえば今までは、相手が疲れていても「夫婦なんだから分かるでしょ」と気持ちを察してもらうことを期待したり、少しきつい言い方をしても「家族だから大丈夫」と思い込んでしまったりしていました。しかし、ろせつに対しては「怖くないかな」「寒くないかな」「何をしてほしいのかな」と、その都度相手の気持ちを考えようとします。
このように、目の前の相手を「分かろう」とし続ける姿勢を忘れないことが大切なのだと、夫は語るのでした。
同作について、作者のB.B軍曹さんに話を聞きました。
愛犬を通じて気づけた、お互いの甘え
ー小さな喧嘩がなくなったと感じたのはどうしてだったのでしょうか?
ろせつを迎えてから、不思議と「相手が悪い」が先に浮かばなくなりました。例えば、少し口調が強かった時も「疲れてるのかな」「何かあったのかな」と、一度相手の事情を考えるようになったんです。犬には自然にできていた思いやりを、お互いにも向けられるようになった。その積み重ねで、小さな喧嘩になる前に終わることが増えました。
ーろせつちゃんを迎えてから、明らかに夫婦間で変わったところはなんですか?
会話の内容が「自分たちのこと」から「ろせつのためにどうしよう」に変わりました。同じ方向を向いて考える時間が増えると、不思議と夫婦もチームになります。以前は「分かってほしい」が多かったのですが、今は「どうしたら安心できるかな」と考えることの方が増えた気がします!
ーその後も「ろせつちゃん効果」は続いていますか?
続いています。もちろん意見が違うことはあります。でも、そのたびに「ろせつにはこんな言い方しないよね」と、お互い笑って立ち止まれるんです。家族が増えたことで、夫婦の関係が変わったというより、「思いやりは慣れると減るものではなく、意識すると増やせるものなんだ」と気づかせてもらった気がします!
<B.B軍曹さん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/b.bgunso/
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・人生満点じゃなくてもはなまるだ 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391166119
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・NGと書いてナイスガイと読む 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391162725
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・さては人生3周目だな 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391162733