鉄道ファンの貴重な遺品たちがSNS上で大きな注目を集めている。「鉄道ファンだった遠い親戚が亡くなり、遺品整理で呼ばれたのですが、故人が撮影された写真がたくさんあり、処分に困っています」とその模様を紹介したのは石田悠侑人(いしだ・ゆうと)さん(@FL_500)。
SLや旧型電車をおさめた大量の写真たち…身近な親族たちはそのままゴミに出してしまう予定だったそうだが、同じ鉄道ファンの石田さんからすると歴史的、資料的価値を感じるものばかり。捨ててしまうには惜しく、資料として誰かに受け継いでほしいと今回の投稿に至ったそうだ。
石田さんに話を聞いた。
ーー故人はどんな方だったのでしょうか。
石田:80代で、元国鉄職員でした。遠い親戚のため私は会ったことがなく、今回初めて存在を知りました。ただ写真や本など遺品の数々を見る限り、SLが大好きな人だったのだろうと感じ取ることができました。
ーー遺品をご覧になった感想は?
石田:私も鉄道ファンで撮り鉄の端くれですので、どれほど貴重な写真かは見た瞬間にわかりました。国鉄職員だからこそ撮れた写真や、数カ月しか存在しない列車の写真など多くあり、思わずため息が出てしまいました。
ーー遺品をどのようにしたいと思われますか?
石田:公共性の高い博物館などへ寄付するのが一番いいと考えていますが、博物館もこんなのもらっても困るだけだろうと思っています。とはいえ、鉄道ファンからしたら歴史的資料には変わりないので、何らかの形で遺していきたいと考えています。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
石田:遺品は今回見つかった写真だけで100枚近くあります。私も最善の方法で遺したい一心ですので、その中でもあえて反響を呼ぶであろう写真をチョイスしました。ここまで話題になるとは思ってもいませんでしたが、多くの鉄道ファンの目に留まったので、少しでも話が前進できれば幸いです。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「しおかぜ〜。どの写真もため息が出るほど美しいです。どうか可燃ゴミだけは免れますように」
「こういう写真を有効活用できるプラットフォームが欲しい。写真が見つからなくて困ってる媒体とかあると思うんですよね」
「他の方も仰っている通り、九州鉄道記念館などの鉄道系博物館(もしくは資料館)に寄贈したり、(写真集などの書籍類は)図書館に寄贈したりするのは如何でしょうか。書籍が自治体に関するモノだったりすると郷土資料などとして受け入れてもらえる可能性が有ります」
など数々のコメントが寄せられた今回の投稿。鉄道ファンが一生をかけ撮影した写真の数々に、なにかいい有効活用の方法が見つかることを願いたい。
【石田悠侑人(いしだ・ゆうと)さん関連情報】
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