胸を張って腕を組む男の子。その前にどっしりと構えるのは、大量の積み木で組み立てられた巨大な円柱型のドームです。4歳児のおなかの辺りにまで達する立派な作品がXで2.9万回以上表示され、話題になっています。
投稿したのは、2人の息子を育てるふじさん(@fujitsumikiroku)。
「4歳児と作る円柱ドーム。おまけにかずの木タワー」と書かれた投稿の写真には、細部まで丁寧に組み立てられた巨大円柱ドームと、細長い積み木を高く積み上げたタワーが写っていました。ふじさんによると、使用しているのは木のおもちゃを製造・販売する『童具館』の積み木で、「かずの木」もそのシリーズの一つ。円柱ドームには約280個を使い、親子で力を合わせて約20分で完成させたそうです。
投稿には230件以上のいいねが付けられ、「すごいすごい!!作りたい!」「カカカカカッコいいーーーー!!!」と、絶賛のコメントが寄せられています。
また、写真では顔が隠されているものの、長男の自信満々な様子に「お顔が隠れているのに“ドヤ!”が見えるようだよ」と面白がる声もありました。
デジタル時代の子育てに選んだ積み木
ふじさん親子は、子どもが習い事として通う創作教室で円柱ドームを作ったのをきっかけに、帰宅後「同じように積み木で作ろう!」と制作に取り掛かったそうです。
「完成後は成し遂げられたことがうれしくて、親子でハイタッチしました!」
完成したドームは1週間以上、壊さずにそのまま飾っていたそうです。その間、子どもたちはちょこちょこと飾りを追加しては、作品の変化を楽しんでいたといいます。
ふじさんが初めて積み木を購入したのは、長男が2歳、次男が0歳のとき。
「人生において一度しかない子育て。なんとなく日々を過ごしていましたが、Instagramを通して『童具館の積み木で子育てをしたい!』と思える出会いがありました」と話します。
それは「遊びを通して子どもの想像力を育てる」という童具館の理念。大人と子どもが一緒に創造活動を楽しみながら育ち合う「共育」という考え方にも共感し、今では数えきれないほどの積み木を持っているそうです。
ふじさんが積み木遊びをしてよかったと感じるのは、子どもが子どもらしく育つ点だといいます。
「デジタルな時代にこれだけアナログな遊びに熱中できることは当たり前ではなく、ある程度遊びの環境を設定してあげないといけないかなと考えています」
積み木は子どもの表現力や創造力を育む素晴らしいツールだと感じているそうで、車好きの長男はよく道路を作り、次男は積み木を身近な動物に見立てて想像力豊かに遊んでいるといいます。
そしてなにより積み木遊びは、ふじさん自身の趣味でもあります。Instagramに積み木専用のアカウントを開設するほど熱中しているそうで、積み木に熱中している時間が、育児や仕事のストレス発散になっていると話します。
「作っている途中で破壊されると悲しいので、子どもたちが寝た隙を狙って1人で遊んでいます。みんなが起きた時に自分の作品を披露するのが、地味に楽しみです」
披露して3秒後には「つぶしていいよ!」といって子どもたちにつぶさせるのだそう。それもまた楽しい親子の時間になっているといいます。
子どものために…と購入した積み木にいつの間にか大人が夢中になり、今では親子の絆を強くする共通の趣味になっているようです。