3歳娘「幼稚園行ってる間に塗っててね!」と“ママへの宿題”→ 本気を出した母の力作に「優しい世界」

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「幼稚園行ってる間に塗っててね!」と登園する3歳の娘から宿題を突然出された――そんな母のエピソードがThreadsに投稿され、色味や温かみにこだわって丁寧に塗られた仕上がりに「優しい世界」「ママの本気を感じる」「このアルパカ、癒やされる」といった声が寄せられました。

投稿主は、3歳の娘さんを持つ緋色唯さん(@suparobo_mama)です。宿題を出された経緯や、塗り絵のこだわりポイントなど、当時のエピソードを聞きました。

「もともと娘は塗り絵が好きで、私も一緒に塗って遊んだりしていました。この塗り絵は、たしか100円ショップで購入したものです」

この日、投稿主さんが娘さんから色塗りを課されたのは、塗り絵の”あるぱか”のページでした。いつも通り親子で塗り絵をしようとしたある朝、登園の時間になってしまったため、娘さんに「今日は一緒にできない」と伝えたところ、少しがっかりした様子で「幼稚園行ってくるから、その間ママ塗って待っててね」と言われたといいます。

娘さんは「できるようになるまで頑張る子で、好奇心旺盛。幼稚園でもしっかり者みたいです」と投稿主さんが話すように、自宅でも普段から野菜洗いや食器の片付け、洗濯物干しなど様々なお手伝いをしてくれる、しっかり者なのだとか。そんな娘さんから出された宿題とあって、「課題をもらった感じで、なぜか嬉しくなって頑張りました」と投稿主さんは笑います。

「アルパカは白いし難しいなぁと思いましたが、子どもウケを狙って、絵本のような温かい色合いにしました。娘にお願いされたと思うと、つい真剣になってしまって…。でも家事もあるので、30分ほどで塗り上げました」

塗り絵に使ったのはクーピー。混色が難しく、思い通りの色を出すのに苦戦したそう。空や草原も鮮やかな色で塗り、全体のバランスを取るよう心がけたといいます。

完成した塗り絵を、娘さんの目に入るようにとテーブルにそっと置いておいたという投稿主さん。娘さんの反応を楽しみに待っていましたが──。

「幼稚園から帰ってきて『疲れた〜』と言いながら、塗り絵セットをそのまま片付けちゃって(笑)。そのあと見たのかどうか、正直わからないです」

なんと、母の努力も空しく宿題を出したことを忘れてしまっていたようです。しかし、夫は「頑張ったね」と褒めてくれたのだとか。

実は投稿主さんは、高校時代に美術部に所属していた経験の持ち主。

「鉛筆画で2回受賞したこともあります。家事育児で描く時間は取れませんが、久しぶりに塗り絵をして“描く楽しさ”を思い出しました」

今回の投稿にはその仕上がりの上手さに称賛の声も多く届きましたが、印象に残っているコメントを尋ねると、「『アルパカは白だから塗るところ無いじゃん!と思った私が恥ずかしい!』というコメントがあって、私も同じこと思ってたのでクスッとしました」と明かしました。

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