数々の震災などの経験から、自宅に保存食を備蓄している人は多いと思う。
SNS上で今、大きな注目を集めているのは、そんな人にぜひ知ってほしい"フルーツ缶"の危険性だ。
「【大惨事】防災アドバイザーが適当に保存食を詰めていたプラケース、みかん缶の爆発により死亡 →過去に自分のYouTube動画でもテーマにして注意した通り、『フルーツ缶は爆発します』皆さんも気を付けましょう。」
とその模様を紹介したのは消防士、自衛官の経歴を持ち、現在は防災アドバイザーとして活躍する高岡防災さん(@hazardzero119)。
そう、フルーツ缶は賞味期限を大きく過ぎたり、高温の環境で保管すると缶内部でガスが発生し、缶が破損してしまうのだ。特にみかんなど酸性が強い果物は、それが顕著なのだという。
高岡防災さんにお話を聞いた。
――発見のシチュエーションは?
高岡:コロナウイルスが流行っていた2020年ごろ、保存食を増やすために作ったセットでした。防災に関する書籍を執筆している関係で「そういえば素麺を保管していたな」と保存ケースを見に行くと、あのありさまでした。
――一緒に保存していた食品の状態は?
高岡:パイナップル缶の底にも穴が開いてましたが、これは爆発ではなく、漏れ出したみかん汁による腐食かなと思っています。素麺はパックに入っているので大丈夫かと思ったのですが、開けるとカビ臭いような異臭がしました。臭いはパックも透過してしまうんですね。
――ご投稿に対し、大きな反響がありました。
高岡:印象的な声として「投稿を読んで気になり、洗面所の下に入れていたケースを開けた瞬間に爆発した」というものがありました。おそらく開ける際の振動で、そうなってしまったのかと。他にも数々のフルーツ缶の爆発事例が寄せられ、こういった事象が"あるある"なのだと知ることができたのは収穫でした。ただ一部で「爆発」を火薬のような爆発だととらえてしまった方がいたことには、戸惑ってしまいました(苦笑)。
◇ ◇
SNSユーザーからは
「缶詰が爆発するなんて想像していませんでした 防災用品の見直しをしようと思います。 注意喚起ありがとうございます」
「フルーツ缶って“そのまま置いとくと爆発”というより、膨張や腐敗でガスが溜まる状態が問題なんだよね。 保存食も定期チェックが大事だし、特に高温環境はほんと危険。防災グッズほど管理までセットで考えたいところ」
「うちは買い置きのヘアスプレー缶がプラケース内でさびて、いくつも爆発していました。コロナ以来、外出しなくなり使用せず、経年劣化で底が錆びたのが原因でした」
など、数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
高岡防災さんは、この他にもさまざまな防災に関する情報をYouTubeで紹介している。ご興味ある方は、ぜひチェックしていただきたい。
【高岡防災さん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/hazardzero119
▽YouTubeチャンネル「高岡防災【正しい防災知識と災害体験談】」
https://www.youtube.com/@高岡防災