「友達いないから
買えないっぴ」
ライトノベル作家やシナリオライターとして活躍する原雷火さん(@hF0ilLaO1F5umvc)。
とあるコンビニで見かけた、某販売商品にまつわる驚きの掲示について、X(旧Twitter)で紹介しました。
その販売商品とは「うまい棒」。
さまざまな味が楽しめるうえ、1個あたり15円(税抜、2026年現在)という安価さが魅力であり、子どもはもちろん大人にも根強いファンが多い駄菓子の定番商品です。
同コンビニでは、そんなうまい棒が30本まとめて販売されていました。
これは、ファンにはたまらない商品なのでは――と思いきや、その傍らには店側からこんな掲示も。
「友人レジにてお買い求め下さい」
“友人レジ”とは……。
友人が担当するレジ? 友人の付き添いが必要なレジ?
友人がいないという原さん、商品にはそそられたものの、「友達いないから買えない…」と涙目に。
「友達がいない」人には何とも非情な店の宣告に対し、Xのリプ欄にも、たくさんのコメントが寄せられました。
「友達がいないと買い物もできない世の中なんて…(絶望)」
「先ずは店員と友達になれと!?」
「その場でLINE交換しろってことでしょうか」
「バイトしてる友人のレジだとひとつくらいオマケにしてくれるからかな?」
「うまい棒からはじまる友情もあるかもしれない…」
「レジの店員さんがお友達になりたがってるんだよ」
「友人と言う名前の人がいますよ、きっと」
他にもツッコミどころが…
“友人レジ”について、実際のところはおそらく、「有人レジ」と書きたかったのを、変換ミスしてしまっただけなのでしょう。
一つの表記の違いで、ここまで受け取られ方が変わってしまうという、面白い例ですね。
また、Xのリプ欄を見ると、店の掲示に対するツッコミは他にもありました。
「左から読むのか、倒置法なのかが気になる」
「なんで縦書きで右からじゃないん!?」
「なんで倒置法やねん笑」
本来日本語を縦書きする際は、右から左へと書くのが通例。
ところが、掲示の文章は、スムーズ読もうとすると、なぜか左から右に読まないといけない形になっています。一方で、セオリー通りに読んでみると――。
「セルフレジの販売はできません
友人レジにてお買い求め下さい。
こちらをお買い求めの方は」
主語と述語が入れ替わる倒置となり、文学っぽい余韻が残る文章になってしまいました…。
さらには、こんなツッコミも。
「セルフレジって買えることあるんだ」
「セルフレジを買おうとした人がいたのかな」
確かに、文章中にある「セルフレジの販売」という部分は、セルフレジそのものを売っている――という風にも受け取れてしまいます。
全体的にみても、読み方によって捉え方が変わってしまうという、面白い掲示ですね。
投稿した原雷火さんに聞きました。
――「友人レジ」の表記を見た時の感想は?
原雷火さん:友人レジという誤字に不思議なおかしみと、かわいらしさを感じました。
――他のツッコミの内容については?
原雷火さん:最初は“友人レジ”にしか注目していませんでしたが、リプ欄をみて「確かに!」と思うことばかり。どうとも読めてしまう日本語って不思議ですね!
――結局、うまい棒は買ったのでしょうか?友人は必要でしたか?
原雷火さん:一人で食べきれないので買いませんでした。たぶん友人はいなくても、購入できるかと思います。
◇ ◇
「うまい棒はコンポタ派です。優しい甘さとほどよいスナック感」という原さん。
『こちらラスボス魔王城前「教会」』をはじめ、多くの作品を発表されています。
「ゲームシナリオ等のお仕事ありましたら、DMくださいませ♪ 小説も書けます!」とのことでした。
■原雷火さんのX(旧Twitter)はこちら
→https://x.com/hF0ilLaO1F5umvc
■原雷火さんの著作『こちらラスボス魔王城前「教会」』はこちら
→https://promo.kadokawa.co.jp/famitsubunko/specialcontents/church/